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「次の選挙」までに読んでおきたい2冊

地元の選挙が終わりました。

票を投じた人が当選していました。それもなかなかの上位で。私にとっては珍しい経験です。

投票率が上がったことも含めて希望を感じました。

一方で、ひたすら名前を連呼していた数名の候補者も入っていました。駅前で車の上から大声で叫んでいた人は落選。

どこの選挙区もそうでしょうが、当選する最後のラインと落選の間はほんのわずかです。場合によっては10票もなかったりする。ギリギリで浮かび上がれなかった人たちは、いまどういう心境なのでしょうか。

「もっと名前を叫んでおけばよかった」「笑顔が足りなかった」「党や後援会のサポートがもうひとつだった」となるのか、あるいは「住民の求める政策を提示できなかったのかもしれない」「もっと現場の人たちの声に耳を傾けなければ」と己を見直すか。

久し振りに↓を読み返したくなりました。単行本が出たのは2017年11月で文庫になったのはその2年後。書かれている情報はやや古いですが、選挙の見方が大きく変わるはず。

いわゆる「泡沫候補」はネタ枠としてひとくくりにされがち。しかし中には訴えた政策を勝者に採用された人もいます。何度かの挫折を経たのちに当選を果たした人も。結果を真摯に受け止めつつ、落選後に何をするかという姿勢が重要だと感じました(勝った側でも、当選はただの始まりに過ぎないことを忘れている人が多いかもしれない)。

同じ著者の書いた↓も気になるところ。選挙前に注文し、職場の棚に差しておくべきだったと反省しています。

年内に衆議院の解散はあるのでしょうか? 首相は「いまは考えていない」と発言していますが、あくまでも「いまは」です。(内閣総理大臣に「解散権」を認める現行の法解釈に些か疑問を抱いていますが、またそれは別の機会に)。しっかり勉強し、各党の公約をチェックし、自分なりの準備をしておきます。

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