AV監督二村ヒトシ

僕たちは愛されることを教わってきたはずだったのに 二村ヒトシ 角川書店

少女マンガは恋愛ポルノ。本来の意味でのポルノ以外に、グルメな写真や記事をフードポルノと言ったり、予定調和や泣かせること前提の物語を感動ポルノとも評したりもする。

恋愛ポルノである多くの少女マンガから恋愛の作法は学べるのか。
男から愛してもらうことで自分を肯定できる、適度に支配的(壁ドンとか)な男に愛されることが女にとって幸せ、と刷り込まれたのか本能的に好きなのか、等。
しかし、現代では女の自己肯定感は愛されることでしかもたらされないという考えではかえって生きづらいとも説く。

著者はAV監督。
子供の頃から少女マンガを読んできて、
女性はこういうところにロマンティックを感じる、
こういう風に扱われたがってるのか、
大人はこういうところで恋愛に苦しむのか、など
愛される作法は学んできたのに、なんだかうまくいかないのはなぜだろう?の疑問を探る本。

全7章 風と木の詩/ホットロード/メイプル戦記/日出処の天子/綿の国星/少年は荒野をめざす/ガラスの仮面



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