ゾウの場所では、コーヒーは栽培されていません。。。
おはようございます。
今回は、「コーヒー栽培がサバンナで行われている??」と勘違いの話をします。
海外のバイヤーやコーヒー愛好家など、、で、たまにサバンナでコーヒー栽培は行われている???マサイ族のエリア??と、勘違いされている事が多々あります。
本当にあった話ですが、
海外のバイヤーからコーヒー農園を案内する時の話です。。
車で農園に向かっていると、
バイヤー「農園に野生動物はいるの?ライオンとか?大丈夫かな??」
※農園はライオンやゾウの生活の場のサバンナでは無いので、安心してください。。
バイヤーに冗談で返事をします。。
私「えーー、いるかも?。気を付けてください。」
バイヤー「。。。。」無言。。
実際に農園に行ったら、バイヤーは自然の野生動物がいない事も忘れて、素晴らしい農園に感動します。。
果てしなく奥行きのある「空」、アフリカの栄養豊富な「大地」、新鮮な「空気」、「風の音」、などなど、あらゆる自然環境とその栽培に取り組む農家の努力でコーヒーチェリーが栽培されているのを知るのです。。
私:「いいでしょ。。コーヒー飲みますか?」
バイヤー:「はい。。いいですね。。」
農園内の家屋で焙煎してコーヒーを淹れて飲んでもらいます。
バイヤー:「焙煎して、すぐに飲めるのですか??苦くないですか??」
私:「飲めますよ、美味しいですよ。まぁ、、飲みましょう・・。」
少量のコーヒー生豆を簡単にフライパンみたいなもの??で、焙煎してあげます。
で、焙煎したコーヒー豆を芯まで少し冷まして、雑にコーヒー豆を手動のミルで粉にします。
その粉をコーヒーカップにそのまま入れて、お湯を入れるだけです。。
バイヤー:「美味しい!!、。この場所だから、なおさら美味しいです。」
バイヤーは、コーヒーに夢中でライオン?ゾウ?も忘れています。。これでいいのです。。
最高のコーヒー豆を世界の方々に届ける仕事は、色々ありますが、凄く楽しいです。。
■番外編
大昔ですが、ケニアが海外に管理されている時代に、外国人が農園を独占し、平地のサバンナで運営していたのですが、「なんで、コーヒーチェリーが出来ないの??、こんな最高な環境なのに、、なんでーー???」って。。
で、農地を追いやられた、ケニア山エリアの地元部族は悲しみに暮れていたのですが、
しかし、神様はちゃんと見ています!!
美味しいコーヒーチェリー、世界最高級のコーヒーチェリーが育つエリアは、「ケニア山」のエリアだったのです!!!
ケニアのコーヒーは本当に世界最高級の品質なので、欧米諸国では大人気です。
今後は、日本の方々に提供していきますので、よろしくお願いいたします。
Jowam Coffee Traders Co.Ltd
会社概要はホームページにてご確認ください。
【日本・中国アジア担当】
小川鉄男 contact@jowamcoffee.co.jp
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