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福祉仏教の現場から

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「文化時報 福祉仏教入門講座」の講師陣が、福祉仏教の現場で感じたこと、考えたことをつづる人気コラムです。宗教専門紙「文化時報」の紙面に掲載されたものを転載します。
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記事一覧

〈40〉刑務所よりも不自由

※文化時報2022年9月6日号の掲載記事です。  「刑務所が福祉施設化しているし、福祉施設は…

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〈39〉三塁を守る魂

※文化時報2022年8月23日号の掲載記事です。  「志摩供養」をご存じだろうか? 高校野球…

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〈38〉緊急時と訪問自粛

※文化時報2022年8月9日号の掲載記事です。  新型コロナウイルス感染拡大の第7波は、これ…

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〈37〉SOSには会いに行く

 安倍晋三元首相が凶弾に倒れた。実行犯は宗教団体に人生を狂わされたと恨みを抱いていたよう…

〈36〉看護師たちの「菩提心」

※文化時報2022年7月15日号の掲載記事です。  「極楽往生を願う大切さが分かりました」。無…

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〈35〉医師に雇われる宗教者

※文化時報2022年6月28日号の掲載記事です。  「大阪で医療者と宗教者の連携が進んでいるの…

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〈34〉看護教育から変えたい

※文化時報2022年6月14日号の掲載記事です。  「認知症カフェ(オレンジカフェ)」に行かれたことはあるだろうか?  地域包括支援センターや介護事業所などが主体となって、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりの一環として、全国各地で開かれている。地域交流のカフェをイメージしていただいたら近いだろう。  ここ2年ばかりは感染症予防のため中止していた所がほとんどだったと思う。筆者の所も「あかんのんカフェ」という名称で開催しており、今年4月から再開することにした。  

〈33〉お寺との心理的距離

※文化時報2022年5月31日号の掲載記事です。    喜連瓜破駅。筆者の活動拠点の最寄り駅だが…

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〈32〉「親なきあと」の現実㊦

※文化時報2022年5月17日号の掲載記事です。  父親を亡くして一人残された知的障害のある息…

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〈31〉「親なきあと」の現実㊤

※文化時報2022年4月26日号の掲載記事です。  今年3月、80代の男性が亡くなった。満中陰(…

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〈30〉人が集まる場所づくり

※文化時報2022年4月12号の掲載記事です。  聞法会館「安住荘」(大阪市平野区)を本紙で何…

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〈29〉お寺は究極の後見人

※文化時報2022年3月29号の掲載記事です。  先日、筆者が理事を務める一般社団法人は、知…

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〈28〉宗教者の嫌われる勇気

※文化時報2022年3月8日号の掲載記事です。  テレビや新聞では「ロシアが悪」一色の報道が…

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〈27〉お坊さんのいる病院

※文化時報2022年2月22日号の掲載記事です。  本紙2月11日号で、浄土真宗本願寺派が運営する独立型緩和ケア病棟「あそかビハーラ病院」(京都府城陽市)が存続の危機にひんしていることが伝えられた。「お坊さんのいる病院」として注目されていただけにとても残念である。理解ある医療法人などが、理念を継承してくれることを祈るばかりである。  同日号の社説に「宗教界は、そろそろ本腰を入れて診療報酬の見直しを求めるべきではないか」とあった。筆者はそれとは異なる意見を持っている。