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みぃ、2歳、20時に寝る

こんにちは。
フランス語翻訳と絵の仕事をしているそよそよです。

夫と、2歳10ヶ月の女の子みぃと暮らしています。

3人とも寝るのがだいすき。
それでも、娘の成長につれて、寝る時間はどんどん遅くなってきていました。

同じ歳の子のいる友だちに聞いたら、早く寝ている人は稀でした。
お昼寝なしで20時に寝ている家庭があったけれど、ほかのみんなは21〜23時すぎに就寝。
それを聞いて安心して過ごしていたのですが...。


睡眠本との出会い

先日、保育園の本棚でこんな本を見つけました。

絵本だらけの本の中に、この一冊。
なぜこれを入れたんだろう...?と疑問に思いつつめくってみると、言葉がすーっと入ってきたので借りてみました。


できそうな気がしてきた

親の心が決まると、流れが変わる。
この本を数ページ読んだだけで、20時までに寝るのがふつうのことのような気がしてきました。

そして、読んだその日から、実践してみました!


変えたのは、20時に寝ることを決めて、そこからお風呂の時間やごはんの時間を設定したことです。

「お風呂いかない、もっと遊びたい!」の対応には、いろんなパターンを用意して工夫しました。そこがうまくいけば、家の場合は寝室に行く流れに自然と持っていけます。

これを書いている今は、実践して3週間くらい。20時就寝、6時台起床が続いています(ちょい遠出とか、状況によって例外あり🌛だいたいで◎)。

そして、「なんだ、私たちにもできるのか」と驚いています。


親だけの静かな時間

子どもが早く寝ると、大人がそれぞれお風呂に入ったり、皿洗いをしたりしてもまだ時間があります。そこで、最近夫婦ともにはまっているはちみつ紅茶を淹れてゆっくり。その日1日の話をして、共有しておきたかったことを忘れずに伝えられるようになりました。

なんて贅沢な時間…。


あらためて、どうしてすんなり20時寝が受け入れられたかを考えてみたら、本の中のこの文章を思い出しました。

…どうも根性の入れどころを間違った親御さんが多いような気がします。

『早起きリズムで脳を育てる』成田奈緒子

どんなところかと言うと、たとえば小さい内から子が保育園に行っているお家では、一緒にいられない時間を取り戻すかのように夜にたくさん遊んであげなければと躍起になるところ。 

それよりも、生活リズムを作り、朝機嫌よく目覚めて5分でも遊んであげた方がいい。みんなどこか疲れている毎日よりも、ゆっくり休んでまたあたらしい1日を一緒に楽しめたら、子どもも嬉しい。きっと。


夫婦ともにちょっと疲れてきていたので、少しでも楽に、心地よい日々が過ごせたらと思いきって始めたのでした。


ご機嫌みぃちゃん

初日。20時半に就寝。最初にしてはなかなかの結果。翌朝、いつも以上のご機嫌で起きたみぃちゃん。元気だからなのか、声が大きい。

2日目。20時就寝。いきなり大成功。やった!♡私たちは21時にはあたたかい紅茶を飲んでいた。えー、嬉しい。親は22時就寝。最高。翌朝、初日よりさらにご機嫌で起床。声もさらに大きくなっている。今後の声の大きさが気になり始める。

3日目。20時すぎ就寝。いい感じ。翌朝、「あれ、こんなに元気だっけ」というくらい元気なみぃ。というかもう3日続いてる。もしかして、もしかする?

…という風に難なく始まり、今に至ります。
これが稀なケースなのか、親の気持ちさえ決まればこんなものなのかは、ほかの例を知らないのでわかりません。とりあえず、みぃちゃんの声の張りがよくなり続けている気はします(ほんとよく通る声)。



静と動

今我が家では、20-7時の11時間が「静」の時間(寝ているか、大人だけの時間)、それ以外が「動」の時間になっています。だいたい半々。しっかり休むと判断力が鈍りづらくなって、動の時間もわちゃわちゃ混乱することが少なくなった気がします。

もちろん、はちゃめちゃ&ぐだぐだの日もありますが(ふふ)、だいたい毎日このリズムがあるというだけで「大丈夫」と感じられます。大丈夫、また半日の静の時間がやってくる。ちゃんと気を養える。


子どもの早寝早起きのための努力は、結局は大人を楽にしてくれました。

なぜか一冊だけ育児書を絵本棚に忍ばせてくれた保育園に感謝です。







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