月曜日はキライだ!神経系から「月曜日がツラい(月ツラ)理由」を解く
「うちの子とバトルしてきちゃいまして」
誰もが気が重くなる月曜日の朝,いつもなら定時より早く来ているスタッフのおひとりが駆け込んできた。
うんうん,「月曜日の登校渋り」は,子育てあるあるだ。
誰だって,土日のお休み,しかも連休明けだもの,そりゃ,やる気スイッチ入らないよ。
土日も祝日も休みなく24時間ママ営業している,子育てママには,お休みなんてない。
仕事をしていないなら,家族が職場や学校など,それぞれの所属地に送り出した後,主婦(夫)は少し休める。
だけど,外で(最近なら在宅勤務だけど)仕事をしている人が主婦の7割を超えた昨今,そんなのは夢のまた夢。
大抵,日曜日の夜あたりから,翌週のことを考え始めてブルーになる。
動画でお話してるように「月曜日はツラいよ」なのだ。
ちょっと神経生理学的に解説してみると,月曜日のツラさはこうだ。
例えば,金曜日
家族あり&ママ:明日から24時間ママ業務だと思うとブルー入る
子&家族なしの人:明日は休みだ!と,夕方あたりから嬉しくなる
土日
家族あり&ママ:とにかく24時間子どもと家族の世話で休めない
夕方あたりから疲れがピーク
子&家族なしの人:休みはたっぷり自分のことに集中できるが夕方あたり
から,来週のことがチラつきちょっとブルー入る
そして,月曜日の朝
家族あり&ママ:全く休めないまま1週間が始まる
子&家族なしの人:土日のウキウキ気分の切り替えがまだ本調子でないので,テンションが下がってぐずぐず
こんな感じで,誰でも月曜日の朝は,重だるくてブルーなのには,理由がある。
それは,自律神経の日内変動の働きで説明できるかもしれない。
土日は,多少なりとも「休息モード」の「副交感神経」を多めに使って,わたしたちの体は休み体制に入る。
そして,日曜日の夕方から,副交感神経から月曜日の「活動モード」がちらつき始め,月曜日の朝型から副交感神経から交感神経にスイッチが切り替わり,そのスイッチバックの境目が不安定になる。
つまり,スイッチバックの不安定さが心の不安定さなのだ。
なんだかんだと家から出て,学校や職場へ行ってしまえば,なんとなく神経回路もまた,常時モードになっていく。
だけど,連休のようにいつもよりもたっぷり休息モードになり,スケジュール変動があった場合は,常時モードに戻るまで時間がかかる。
わたしたちの神経系はとてもデリケートなのだ。
だから,月曜日はツラいのだ。
わたしは,月曜日が嫌いだから,外での仕事は入れないようにして,自分の神経系を回復する休業日にしてから,グッと不具合が減った。
けれども,月1回なれども「月曜朝いち」の仕事が入っていると,もう大変。
スタッフのお子さんのように,暴れたくなる。
神経系は「協同調整」といって,互いに調整し合うし,とくに親子,とくに母性的養育者(多くの場合,母親)の場合,母は子どもの未熟な神経系をなだめて調整する指導役になるので,子どもの未熟な神経系をいなす役割があるので,イライラするし,しんどい。
とくに発達系の子どもは,神経発達がゆっくりだったり,凸凹が激しいので自分の神経系をなだめるのが苦手だ。
ちなみに,DSM5というアメリカの精神医学の診断コードでは,「発達障害」ではなく「神経発達症」に変更されているように,「障害」として捉えるのではなく「疾患」として捉え直されています。
これをソマッテック(身体)心理学の専門用語で「神経系を貸す」という。
こうして,母親や親,先生,カウンセラー,セラピスト,コーチ,コンサルなど,時に母性的関わりでクライエント癒すケアラー(ケアする人)たちは,自分の疲れが取れないまま自分の神経系を相手に貸すので,月曜日はツラいのだ。
解決策?
もちろんある。一番いいのは,1人の時間を取ること。
コチラの動画でお伝えしています。ご参照あれ。
《手帳を制するものは人生を制する》
『それがダメ!コレだけは今スグ見といて!「あなたの能力を落とす3つの失敗手帳」とは?
~あなたの《願望》をラクラク達成する「科学的に正しい手帳の使い方 徹底解説ガイド』をLINE公式で期間限定でプレゼントしています。
今すぐ受け取ってあなたの能力を開花させて下さい!
↓↓
プレゼントはコチラ
『最強の手帳オンラインセミナー』やります!
論文や所見書き、心理面接にまみれているカシ丸の言葉の力で、読んだ人をほっとエンパワメントできたら嬉しく思います。