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松戸で時間つぶし歩き旅とレトロ喫茶

雪と戯れた筑波山ハイクの翌日
あの天気が幻かと思うくらい
良い天気になった土曜日
5時間ほどやることがなかった💦

旅先でやることないといえば
田舎の列車やバス待ちですが
今回いたのは千葉県の都市部

暇な時間ができてしまった理由
前日山に登り、この日の午後から
一緒に温泉行こうとしてた友人が
午前中外せない業務があったから🏙️

この後の予定が無ければ解散して
別の地域へ行けたけど再び合流するため
近場で時間つぶしする必要があった

全く土地勘の無い場所なので
何が名所なのか、観光地あるのか
どうアクセスすれば良いのか…
てかそれを考えるのが面倒やな😒

その結果、行き当たりばったりで
時間あるだけ歩いてみよう♪てことに🙌


いつもの歩き旅、都市部ver.

スタート地点は友人宅
友人が業務出発と同時に
僕も歩き始めました😙

いたって普通の住宅地

ちなみに友人宅は柏市やったけど
序盤で松戸市に入ってました💦

松戸市やと気付いたのは
信号待ちに見つけたマンホール

まずは目的の喫茶へ

行き当たりばったりとしたけど
いつもの歩き旅でも日課の
喫茶でモーニングするため
気になる喫茶だけは決めてました♪

八柱方面へ

目的地は定めてるけど
通る道は地図見ながら決めて
気になるとこあったら寄り道
…というスタイルで歩きました

新京成電鉄 五香ごこう

友人宅の最寄り駅らしいが
1.7kmあるので徒歩やと遠い

ホコ天&露店も出るとか

何気なく渡った道は
春には桜のトンネルと化す
日本の道百選にもなってる
常盤平さくら通りでした🌸

五香駅から続く商店街上
レトロな外観の建物が並ぶ

隣接する常盤平団地と
同時期にできたんかなと想像

常盤平団地

絵に描いたような団地が並ぶ
当時は憧れで一度古臭くなり
今は一周して魅力感じる✨

けやき通りを北へ

モーニング☕|珈琲園

目的の喫茶はけやき通り沿い
団地1階の半地下部分にある

店に入る前に団地に入る😅

店前まで来て入る前から分かる
絶対好みのタイプの店✨

全部良い🙏
テーブルに組み込まれた珈琲豆

珈琲の香りが漂い
店内にはジャズが流れる
ここで5時間過ごすのもありかも…
そう感じるほど心地よかった

モーニングは1種類やけど
なぜか開店から閉店まで提供
そしてこの内容で550円と安い🙌

開店直後くらい入店したのに
席が8割埋まってる理由も分かる
近所やったら通いたい店

珈琲園
場所|千葉県松戸市常盤平3丁目29-1
営業時間|8:30~23:00
定休日|なし

珈琲園のある建物

一時は長居もありかと思ったが
食後満腹になって歩きたくなる🍃
が、どこへ行こうか…

何も決めずに歩くのも楽しいが
せめて向かう方角だけ決めたいなと😅
何気なくここまで撮った写真見てて
気になるものを見つけてしまった

松戸市のマンホール

マンホールってその地域一押しの
名所や特産品が描かれてるはず

てことは矢切の渡しは名所なのか?
気になったので目的地とすることに🙌

詳細すると興味が薄まるので
場所だけ調べてそっち方面へ出発💨

住宅地を抜けのどかな場所へ

喫茶を出て常盤平団地を横断
その途中変わった形の建物が…

道に平行な手前の壁に対し
奥の壁は斜めに配置されてる

上から見るとY字の平面形状をしていて一般的に1フロア3住戸が配置される。このような集合住宅をスターハウス(別名 星型住宅)という。

Wikipediaより

昭和30年代から住宅公団により
建設されたそうですが特殊形状のため
建設費が高額で建設されなくなり
現在は建替により数が減ってるそう

斜めの梁とか複雑そうやもんな…
けど各住戸3方向採光なのと
隣戸と面す面積少ないのも利点かも✨

団地内の公園は自然の森で
カラフルな鉄棒の違和感💦

団地を抜け一旦大通りに出たが
騒がしいし面白みに欠けるため
再び細い道に入る

駅から離れると田舎感
畑の一角に梅咲いてた

JR武蔵野線をくぐり少し平行
この辺りは戸建て住宅ばかり

国分川

住宅地を抜けると一気に郊外
いつもの歩き旅っぽくなる♪
川沿い道は散歩する方が多く
水鳥の写真撮る方もいた

川沿いには千葉都市モノレールの
旧型車両?場違い感が凄い😂

国分川水門

川を渡る水門からの景色が
想像以上にきれいやった🙌

辿ってきた国分川と別れ
小高い丘に続く階段を登る

地図で見つけて経由地にした
高さ15mほどの展望台🙌

二十世紀ヶ丘

前日山登りで余ってた
行動食でエネルギー補給😋

地図では道がなくUターン予定が
奥から犬の散歩する方来たので
行けるのかと興味本位で突入😆

千葉県松戸市です

道の先は驚くほど広々してて
言い過ぎやけど北海道?て思った😂

道なりに未舗装路を進むと
生い茂る木々の先に出口発見🙌

その後、通った交差点名が
気になったけど写真撮り忘れたので
Googleストリートビューで紹介

二十世紀ヶ丘 交差点

現地では20世紀に開かれたから
その名がついたと思ってたけど
後で調べたら意外な理由でした

二十世紀ヶ丘には7町あるが
その中の一つ梨元町の場所が
二十世紀梨の発祥地だから

二十世紀梨は今では鳥取県の
特産品として有名ですが
鳥取県に入ったのは1904年

最初の発見は1888年千葉県大橋村(現在の松戸市)。当初は別名がつけられたが来たる新世紀(20世紀)の代表品種となるよう願望を込めて二十世紀梨と命名。

Wikipediaより

梨元町も通過してましたが
この事実を知らなかったので
地名の分かるものを探せず💦

再び畑を歩いてると
奥に雲ではない白いものが…
まさかの富士山が見えてた🗻
直線距離で120kmなので
見えんことないけど驚きです

いきなり芸術祭かと思う
外壁と牛のオブジェ
(詳細は不明)

ダイチモータース

こちらの建物にも牛…
牧場関係でもなさそうやし🤔

その後、住宅地で市川に入り
再び松戸市に戻ってきた

東京外環道を跨ぐ

横断歩道あるのに歩道橋を渡るのは
景色を眺めたかったから🙌

見えましたスカイツリーと富士山
スカイツリーまで直線距離10kmで
意外と近い東京都内🌲

矢切神社と矢切ねぎ

外環道を超えたあたりで
矢切エリアに入ったようで
店や信号に矢切の文字が…

地名の由来は戦国時代に起きた第二次国分台合戦にて、里見方が矢が切れて負けたことからやきれ→やきり→やぎりとなった説。他に屋の飛び交うことを嫌い、矢を切る(矢はもういらない)という説がある。

Wikipediaより

通り道にあったので
矢切神社に立ち寄ってみた

1704年に江戸川が氾濫し被害を受けた。災害から逃れるよう村民が台地上に移住し、鎮守として京都東山より稲荷を勧請して祀ったのが矢切神社である。

Wikipediaより
本殿

こじんまりした建物ですが
棟瓦の部分が特徴的な見ため
よく見ると竜が彫られてました

神社から江戸川方面へ行くと
矢切大坂と呼ばれる坂に入る

神社方面を振り返る

正面の木々に覆われた場所が
洪水で移住したとされる台地で
縄文時代からの土地

そして下ってきた場所が
江戸川の氾濫でできた土地で
砂と粘土が適度に混ざる土壌

その水分を含んだ土壌は
ねぎの栽培に適しているため
台地と江戸川までの間では
あちこちでねぎ畑を見ました

このエリアで栽培される矢切ねぎ
松戸市の特産品として有名らしい

川の氾濫は住むには害やけど
畑としては有能なんやな✨

矢切の渡し

なんやかんや寄り道したけど
ようやく目的地付近まで来た

江戸川堤防を越える
河川敷の砂利道の先
矢切の渡し(石碑は歌謡曲の碑)

目的地として目指してきたが
想像以上に何もなくもてあます💦

対岸は東京都葛飾区柴又

マンホールの絵にあったような
昔ながらの舟が現在も運行されてる

運行時間|10:00~16:00
運行日|3月中旬~11月末の毎日
    それ以外は、土日祝のみ
料金|片道200円、子供100円

矢切の渡しは江戸初期に江戸幕府が地元住民のために設けた利根川水系河川15ヶ所の渡し舟の一つであり、観光用途に設けられたものではない。

Wikipediaより

てっきり街道沿いの渡し舟と
想像してしまってたので
にしては何もないなと感じたが
移動手段が起源となると納得

さらに対岸の柴又側と違い
鉄道駅から離れてる松戸側は
訪れる人も少ないようで…
運行する舟利用者も片道ではなく
柴又から往復乗船が多いんだとか

日本の音風景百選碑

矢切の渡しが有名になったのは
明治時代の小説『野菊の墓』が大きく
昭和の歌謡曲『矢切の渡し』のヒット
柴又を舞台とする映画『男はつらいよ
渥美清演じる主人公の車寅次郎が帰郷のため
乗船する場面がしばしば登場する

Wikipediaより

対岸へ渡ることも考えたけど
松戸側の最寄り矢切駅へ💨

矢切駅構内に展示される渡し舟

時間つぶしのはずが満喫しすぎて
この時点で予定してた電車乗り遅れ💦
その後、友人と合流して温泉旅へ…

旅の続きはこちらの記事で

今回のルート

広域マップ
矢切エリアマップ

友人宅から喫茶目指し歩き
モーニングに満足した後は
矢切の渡し方面へ歩きました

田舎みたいに一本道ではなく
いろんな意味で迷ったけど
その分予想外の景色や物に遭遇し
発見や学ぶことも多くあったので
見知らぬ土地でも調べず歩く方が
楽しいかもなと感じたので
またどこかの街で歩いてみます🙌

時間|5時間20分(内休憩 1時間)
距離|16.4km
獲得標高|100m

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