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トラストイーカレッジ『ワークライフバランス』の学びに思うこと

・『仕事』ってなんだと思う?⁡

・どれくらいお金があったら安心する?⁡

・育児は義務か?権利か?⁡


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思えば恋人同士の頃から様々なテーマについて語り合ってきたように思う。⁡


違うことがデフォルト(前提)。⁡


共通点があるとまるで奇跡のように喜び合った。⁡


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私が復職してから彼は時々吐露するようになった。⁡



『不公平だ。』⁡



奥さんは家にいない。⁡


いても好きなことしかしない。⁡


育児も家事も自分に任せきり。⁡


なのに給与はとんとん。⁡



『不公平だ。』⁡



自分は大好きな旅行もできないのに奥さんは仕事が旅行みたいなもんじゃないか。⁡


自分は一人で寝たくても子どもに挟まれ川の字なのに、奥さんはホテルの真っ白なシーツで伸び伸び寝れるじゃないか。⁡


ーーー⁡


そんな彼の言葉をようやく真っすぐ受け止められるようになったのは、コーチングを学び、いかに自身の「好ましさ」を彼に押し付けてきたか、気づくことができたから。⁡

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”違うこと”があんなに新鮮で魅力的に思えていた私はどこへ行った?⁡


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独りよがりの甘い期待を手放した。⁡


家族はドリームキラーなんかじゃなかった。⁡


誠心誠意の全力応援団だった。⁡


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『だから熟年離婚したらゆるさないからなっ!』⁡


彼の老後プランでは私が定年まで勤め上げ家計を担っていることが前提らしい。冗談だか本気だかよく分からない〆の一言に思わず吹き出してしまった。⁡


『あなたの言う不公平感は認める。この借りは22年後返す。そのためにもお互い健康でいよう。私の夢をいつも一番傍で応援してくれてありがとう。』⁡


彼は"I still love you."と言って抱きしめてくれた。⁡


(どうしてこんなにも温かくて優しい人がまだ私の傍にいてくれるんだろう…)⁡


泣きそうになった。⁡


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本当に大切な人を、空気のように当たり前の存在にしてしまっていないか。⁡


本当に大切な人に、空気のようにかけがえのない存在だと伝えられているか。伝わっているか。⁡


ーーー⁡


私も彼も子どもたちもゴキゲンでいられる『私たちだけのワークライフバランス』を、⁡


誰も押し付けず⁡


誰も卑屈にならず⁡


誰も諦めずに、⁡


時に迷い⁡


それでも楽しみながら⁡


模索し続けられる⁡


”チーム家族”でありたい。⁡