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ませていた小さな頑張り屋は、やっと等身大になれたのかも知れない

1ヶ月書くチャレンジ、Day5のテーマは昔はどんな子どもだったのかです。

本質は小さい頃からあまり変わっていない気がするけど、ひとつだけ思い当たる変化があります。

おそらく中学生頃までの私は、ませたクールな子

人見知りなのもあるけど、心はいつも頑なに閉じていて、あどけなさや無邪気さはなるべく出さない。子どものくせにどこか上から目線というか、達観しているというか、冷めているというか。

勉強もそこそここなす優等生。だからこそ「分からない」「あれ何?これ何?」なんて口が裂けても人前では聞けず、こそこそ一人で隠れて調べたり、時には知ったかぶりでしのいだり。

加えて、一人っ子であることで、わがままというレッテル貼られないように、駄々をこねたりもしませんでした。

……自分の気持ちを抑えて人を優先する癖は、もしかしたらこの頃からついてたのかも。

こんな感じだったからか、小さい頃から大人びているとよく言われたし、それがいいことだと思い込んで、ますますそう言ってもらえそうな言動をとっていました(卵が先か鶏が先か分からないけど)。

今思えば、手のかからない良い子だったかもしれないけど、きっと子どもらしくなかっただろうな。

でも、社会人になった今は、わりと気持ちや感情をきちんと表に出せている気がします。少なくとも子どもの頃に比べたら、自分に対する抑圧的な気持ちはだいぶ小さくなった(これでもね)。

思い当たるターニングポイントが一つあります。
それは高校生の時に参加した語学研修でのこと。

カナダの小さな町で2週間ほど、現地のボランティア学生や先生が用意してくれたプログラムに沿って、英語の勉強をするというものでした。

英語はもちろん、その町の歴史などいろんなことが盛りだくさんだったはずなんですが、唯一、鮮明にずっと私の頭にこびりついているのは、

先生が何でもないときにニッコニコの笑顔で放ったこのひと言。

「Always Smiling😊

小学生の頃から英語に興味を持ち始めて、当時から「海外の人たちはなんだか明るくて華やかでいいな」と憧れていたけど、どこか自分とは線を引いていました。

結局私の根っこは日本人、真面目にコツコツ黙々と、みたいな。

だけど現地で見た本物は、(いい意味で)ドカドカその線を踏み越えてきて、肩をぽんっと叩きながら「ニッコニコしてりゃいいのよ。それが一番大事よ。」って。

いや実際は、肩をぽんっともされてないし、日本語なんてもちろん話してないし、そもそもこの1フレーズ以上のことは言わなかったけど。

なんだか先生の目はそう言っていたような気がして、ストンと私の腑に落ちたんですよね。

ちょっと大げさな言い方をすると、物心ついたというか、自分の人生を自分で決めていくという実感を持ち始めた高校生が、人生の指針の一つをもらった瞬間だったと思います。

その後、帰国してからの私はめちゃくちゃ笑顔の数が増えたと思うし、いろんな感情も少しずつ出るようになっていたと思います。(まあ誰も気づいてくれなかったみたいだけど)

あれから10年近く経った今となっては、明るいとか楽しいとか親しみやすいとか、太陽みたいな人とまで言ってもらえることもあります。嬉しいのでこれ見よがしに太字でたくさん書いてみました。

相変わらず、歳の割に落ち着いていると言われることもあるけど、それもきっと、子どもの頃に言われていたのとはちょっとまた違うものなんだろうな、と思います。

今の私から放たれてる落ち着きは、一生懸命背伸びして繕ったものではなくて、本当の自然体のものなんじゃないかな。

なーんてね!ちょっと恥ずかしくなってきたので、この辺でごにょごにょ終わらせます(笑)

今はうつでちょっと元気を失くしているけど、またたくさん笑ってニッコニコ周りの人を温かく包み込む、陽だまりレディになるぜ!

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