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202 - #望み(2020)

#愛する息子は殺人犯か被害者かそれとも

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冬休みのある晩、息子が家を出たきり帰らず、連絡も取れなくなる中、
警察に通報すべきか心配していると、同級生が殺害されたニュースが流れ
警察の調べから息子が事件に関与している可能性が高いことがわかり…



#堤真一 #石田ゆり子 扮する夫婦と
妹#清原果耶 の#岡田健史 扮する息子への望みが交錯する…
監督は#堤幸彦
原作は#検察側の罪人 でも知られる#雫井脩介
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【共通キャストコンビにつられて…】


この夫婦の組み合わせ、最終回を迎える
#妻小学生になる の役者コンビ。
そんな部分に引っ張られ、今回鑑賞につながりました。

ジャケットはなんだか#渇き と#パラサイト 
の融合みたいな感じ。

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あんまり描かれない
事件の当事者がどの立場かわからないまま進む
両親の葛藤が描かれる。

何かあったらこうやって週刊誌は近づいてくるのか…
なんてところも垣間見えたりします。

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【新鮮な視点からの家族愛】

ストーリーの進行にあんまり大きな緩急はなく、
被害者遺族がマスコミ報道により
ボコられるところが丁寧に描かれ続ける。
なんで、観てるこっちもちょっとその辛さが伝わってきたり。。

あんな良い家に露骨にラクガキまでするのかよ
なーんて思いながら観てましたw
(よく映画やドラマでは見るけど、本当にあんなのあるんですかね?

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そんな話筋なので、テーマは
実際身内が疑われたときに
加害者と思われたほうが良いのか
死んでも被害者の方がいいのか
ってところになってます。

そこから、見どころ的には
家族愛的なところになってる感じです。

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中盤、釣りのシーンや女子の意見を聞くシーンから
大体予測はつきはじめるんですが、
ワリトモヤモヤはひっぱられます。
なんで女子ばっかり…?
とか深読みすぎてしまったりもしましたが(笑)



-----------※若干のネタバレ※------------



-----------※若干のネタバレ※------------





【キーアイテムの裏にある心情】


息子のある持ち物がキーアイテムとして出てきて
その背景はあまり明示されずで少しモヤモヤしますが、
きっとお守りだったのかな、
いつでもをそれを使うことができるという心ざさえだったかな
等と、どんな心情だったか想像しながらみるのも
なかなか面白い見方かもしれません。

途中でほぼほぼどんなキャラ展開か見えてしまうんですが、
そのキャラ性だとか、家族に抱いていた感情とか
が見えてくると、なかなか感慨深かったり…

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堤幸彦って
最近こそこういったサスペンス寄りのドラマ増えてきましたが、
ちょっと派手な印象も強かったので少し意外でした。

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ただ個人的には物語の展開もうすこし緩急ほしいっていうか、
残るものがもう少し濃いと見ごたえ増すんじゃないかなーなんて思ったり。

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似たテーマの方がでいうと、
先日#空白 観たせいもあるかもなのですが、
あのくらいやってもらわないとメッセージ性は
印象残りづらいのかも。。

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まぁよく考えたら、
この2人の親からどんな子生まれるか想像したら大体推測着きますよね(笑)
環境も良いですし…

てかなんかこの夫婦の葛藤みてからだと
冒頭に挙げたドラマ見れなくなりそう(笑)

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と、いうわけで、
子どもがココロの読めない落とし頃になった親御さん、
金曜ドラマの2人にハマったあなた、
是非このタイミングでの鑑賞オススメしますー!

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#シネクス発掘度3 / 10

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