よっしー

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年寄りの生きがい、生きる道

3,4年前、移住先の大分にいた頃、お互いじじいの友人と語り合う中で「お金のないじじいってもはやゴミだな」という言葉がどちらからともなく出てき、今までの人生に対する万感の思いというより無視したいけど受け入れざるを得ない、しかし妙にすっきりした納得感を感じたことが記憶に残っている。 俺は前書いたように、強気をくじき弱気を助ける正義の味方を標榜する目的で大学まで進んだが、その大学で中卒の労働者からどうせおまえらは抑圧する側に回るのだと言われ、それをきっかけにドロップアウトして、今後

    • 地球の終活

      人は一人では生きられないと多くの人が当たり前のように言う。 でも俺はそうではないと思う。人は一人でも生きられると思う。 「一人では生きられない」という言葉の中に意図的な悪巧みが隠されているように思う 君達は一人では何も出来ないのだから皆と協力して上の言うことを聞いて動きなさいと言われているようにも思ってしまう。 俺は人は一人でも生きられると思う、分かる範囲で自分の判断で生きて一歩ずつ進んでいけばいいのだ。 そしてその後、人と出会い、助け合う必要が出てきたら人と組む、必要が

      • 地球の終活

        地球の終活の前に 俺の胸は大きな悲しみに満ちている。 別に、具体的に何か悲しい出来事に襲われたわけでもない。 愛する彼女もいる、彼女の笑顔に癒やされる毎日もある けれど彼女を好きになればなるほど、悲しみが、一陣の風のようでなく 驟雨のように、都度都度にやってくる 相乗効果の様に彼女を好きだという気持ちも又日々大きく強くなる どこかで大雨が、どこかで大干ばつが、人びとはかわりばんこに苦しみ そして今地球そのものも瀕死状態だと言われる 今まではその地球上には多くの生き物たちが

        • テストステロン

          先日NHKの番組で、男女の体や心の性差が縮まる「中性化」が進んでいると。その原因は性ホルモン・テストステロンの分泌の変化であると。 特に先進国には顕著で、男性はそれが減り中性化し、闘争心、チャレンジ精神や性欲が減退、精子も減りその機能も弱くなる、逆に女性はそれが増えていて、中性化し排卵や着床に障害が出始めているという。 そして今、最近女性が勇気を出して性被害を訴え、加害男性を告発している。残念ながら加害者(男性)からの正当でまともな返答や謝罪は今のところないが。 やむにや

        年寄りの生きがい、生きる道

          少子高齢化の現実

          「2022年版:男女共同参画白書」によると2021年の婚姻数は51万件(速報値)と戦後最低。1980年から2000年すぎ頃までは70万件台とほぼ横ばいだったがここにきてガクッと落っこちた感じ。 「配偶者、恋人はいるか」と尋ねると、20代男性の7割近い65.8%が「配偶者、恋人はいない」と答えたという。結婚や異性に対しての興味が男女とも薄くなっている。いや変化しているのかも。 その原因は収入の伸び悩み、趣味や打ち込めるものがたくさん出てきたとかいろいろ言われる。結婚で女性は奴隷

          少子高齢化の現実

          落ちていくことだって「有り」ではないか

           先日西村賢太の著作を読んだ、私小説とも言われる彼の本、初めて読んだ。 たぶんロマンが一粒もない暗い小説だろうと敬遠していた。  しかし、自分が暗く落ち込んでいたとき、たまたま図書館で眼にして、暗い小説ってどんなものかと、ちょっと参考にといった気持ちで手に取った。  読みながら、確かに暗い、しかし自分の小さな日々の快楽にそって生活レベルが落ちていく様、それはなんか一つのものを極めながら上昇していく過程で知る喜びではなく、その逆をいく、ちょっと働いて得たお金、もう少し稼げばアパ

          落ちていくことだって「有り」ではないか

          男の論理で充ち満ちているこの世界、男女が中性化する今こそ価値観の変革を!

          2022年版:男女共同参画白書」によると2021年の婚姻数は51万件(速報値)と戦後最低。1980年から2000年すぎ頃までは70万件台とほぼ横ばいだったがここにきてガクッと落っこちた感じ。 「配偶者、恋人はいるか」と尋ねると、20代男性の7割近い65.8%が「配偶者、恋人はいない」と答えたという。結婚や異性に対しての興味が男女とも薄くなっている。いや変化しているのかも。 その原因は収入の伸び悩み、趣味や打ち込めるものがたくさん出てきたとかいろいろ言われる。結婚で女性は奴隷状

          男の論理で充ち満ちているこの世界、男女が中性化する今こそ価値観の変革を!

          戦争は女の顔をしていない

          ロシア映画 「戦争は女の顔をしていない」 を観て     最近、ツイッターをよく見る、その中に性暴力被害者のつぶやきがある。同じ言葉で同じ事を何度もつぶやく。つぶやけるようになるのは、被害からだいぶ経ってからである。読んで最初の頃は「かわいそうに。」と同情の気持ちでいいねボタンを押して次のつぶやきにいった。何回も同じツイートにぶつかる度に、だんだん同情でなくエンパシーに変わってきた。繰り返し、シンプルなつぶやきを見ているうちに多くない字数の中に解決しようのない、長いあいだ消え

          戦争は女の顔をしていない