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夏休み終盤 生活リズムを整えよう。

夏休み、生活習慣の乱れが気になる方も多いのではないでしょうか?
生活が乱れると、身体的な健康への影響だけでなく、精神的にもやる気や集中力が落ちるなど勉強や運動を頑張りたい子どもたちにとっていい影響はなさそうです。
とはいえ、早く寝なさい!早く起きなさい!といってもなかなか言うことをきいてくれないのも現実・・・。
そんな時、保護者として食生活面からサポートしてみてはいかがでしょう!?


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1日3食決まった時間に食べることで生活リズムは整う


「1日3食食べましょう。」とよく言われますが、なぜでしょう?お腹がすかない、夏バテした、などといった理由で1食くらい食べなくても平気だろう…と抜いてしまうこともあるかもしれません。しかし、成長期の子どもにとっては1食抜けるだけでも「生きるため」「成長するため」に必要な栄養素が摂れなくなるのです。一時的には問題がないように感じても、長期的にみると成長への影響、学力や運動能力の低下などを引き起こします。

まずは1日3食食べること。そして3食の時間を毎日一定になるよう心がけましょう。はじめは「お腹がすかないのにもうお昼ごはん?」「朝ごはんは食べなくないな。」といったことがあるかもしれません。それでもお構いなく食事を出しましょう。

1日3食決まった時間に食べるようになると、体内時計が整います。
地球の1日は24時間ですが私たちの体はそれよりも少し長く25時間ほどと考えられています。体内時計は食事のタイミングや、光を浴びることで前後します。生活が乱れれば体内時計は25時間よりも長くなり「夜なのに眠れない」「朝にお腹が空かない」といった状況になります。そこで食事を3食決まった時間に食べることで乱れた体内時計をリセットし、24時間のリズムを作りやすくします。食事の時間には自然とお腹が空き、夜もなかなか寝付けないといったことも減り、生活リズムが整ってきます。


朝食は特に大切


3食の中でも特に朝食は大切です。
朝食には寝起きの脳へ栄養を与え、体温を上げて体をウォーミングアップする役割があります。朝食を食べることで身体にスイッチが入るのです。
朝食をとらないと午前中に最も活発に動く大脳に栄養がいかないため、学習能力も低下すると考えられています。
下図は文部科学省による「朝食の摂取と学力調査の平均正答率との関係」です。


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朝食を食べる子ほど学力が高い傾向にあり、食べない子は正答率が低いようです。
このことからもわかる通り、朝食を食べることは学力への影響も含め、健康な体(脳や筋肉)と心を育てるのにとても重要です。
朝に食欲がない場合、前日遅くまで間食をしていなかったか、夕食に揚げ物や炒め物など油っこいものが多くないか、などを振り返ってみてくださいね。


夕食が遅くなったら


夕食は、その日に消費した栄養素を補給したり、睡眠中に進められる骨や筋肉を作る材料を補給する役割があります。
しかし遅い時間にたっぷり食べてしまうと、翌朝の朝食が食べられなくなることも。
塾やスポーツの練習の為、夕食時間が遅くなるという場合はどのようにしたらよいでしょうか。
そのようなときは、塾や運動の前に軽く食べ、帰宅してから不足分を補うイメージで食べましょう。1食を塾の前と後に分けて食べるようにします。塾の前には脳の栄養となるおにぎりやうどんなどを軽く食べ、帰ってから油を控えたおかずを中心に食べるなどするとよいですね。


食事以外には


先ほどもお伝えしたとおり、体内時計は食事以外にも光の影響を受けます。夜遅くまで明るい部屋で過ごしたり、携帯電話の画面を見ていてはせっかく食事のリズムを整えても体内時計が乱れる原因に。就寝時間、起床時間を決める。朝はカーテンを開けて明かりをとりいれる。日中適度に運動をするといったことも大切ですね。
また、間食は3食のリズムを保てる程度に、食べすぎに気を付けて楽しみましょう。


この機会に親子で一緒に1日3食規則正しい食生活をおくり、元気な夏休み明けを迎えましょう!


おすすめ朝食レシピ


「えだ豆コーンおにぎり」

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 いろどりきれいなおにぎり朝食!冷凍枝豆や缶詰コーンを利用するといつでも簡単に作れます。
 えだ豆にはたんぱく質、ビタミンを豊富に含み、ご飯に含まれるぶどう糖は脳と身体を動かすエネルギー源に!


〈材料〉(中くらいの2個分)
茹でたえだ豆 20g
コーン    10g
塩昆布    5g
ご飯     200g(こども茶碗2杯分位)


〈作り方〉
ごはんにえだ豆、コーン、塩昆布を混ぜて握るだけ!
ラップを使って握ると具がまとまりやすいです。


「落し卵と野菜の味噌汁」

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とろーり半熟卵が入った汁物で簡単にたんぱく質やビタミンなどを補いましょう!
おにぎりと合わせれば栄養バランスもバッチリ。


〈材料〉(2人分)
大根   3cm いちょう切り
キャベツ 1/2枚 ざく切り
長葱   4cm 斜め薄切り  等、お好みの野菜なんでも。
卵    2個
だし汁  300ml(1・1/2カップ)
味噌   大さじ3/4
あれば小ねぎ


〈作り方〉
だし汁を煮立て、大根、キャベツ、ねぎの順に火の通りにくい食材からだし汁の中へ入れて煮る
卵を割り落とし、フタをして弱火で5分ほど煮、みそを溶き入れ、小ねぎをふる。

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講座①

講座②

講座③

講座④

講座⑤


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