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療育ではなく保育園で働く理由

#私の仕事  タグがあったので。
私の保育士人生のうちの半分以上は障害のある子どもに関わる仕事です。特にこの3〜4年は自ら希望をして主に発達障害のある子どもや、いわゆる「グレーゾーン」と言われる子どもに関わって保育をしています。
心理学生でもあるので、児童発達支援の療育分野への転職も検討したのですが、色々考えて結果的に保育園での支援を極めようということに決めました。

理由は、保育園にもたくさん発達支援が必要な子どもが来るけれど、それに対応出来ない保育園も多いから。実際、どこの保育園にも幼稚園にも入園をお断りされてうちに来る親子も複数います。

もう一つは、療育よりも保育園にくる保護者の方が発達についての知識がなく、支援が必要だから。療育に来る保護者はすでにある程度支援を求めてくる人。保育園は一からお子さんの様子を伝えて、どのように支援を受けていくのか、どのように今後進めていくのか理解してもらわなくてはならない。「必要ない!」と返される場合も少なくないので、保護者の気持ちに寄り添いながら、タイミングを見て進めないといけなくてすごく難しい。
そこをしっかり見極めて必要なタイミングで必要な支援ができるようになりたい。ここはまだまだ勉強中です。また学んだことについては発信していけたらと思います。

3つ目の理由は、発達障害の子どもや配慮の必要な子どものいるクラス運営に悩む保育士が多いから。または、そのクラスを担任しない(出来ないと断ったり途中で離脱する)保育士も多いから。
1人ないし2人の担任保育士だけに負担がいかないように、チームとして支援出来る体制を作る。
これは前年度からだいぶ進めていっています。
支援出来る人材を育成する。誰か1人のヒーロー的な存在の保育士だけが支援出来る!では本人も周りも崩壊しちゃうから。

というわけで、今年度の自分の目標のような内容となりました。
他の方のお仕事も楽しく拝見しています。

私はこれから、障害のある子どもや配慮の必要な子どもと関わる保育士向けのオススメの本など紹介しようかなと思っています。

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