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【リコピンがもたらす生活習慣病効果】 #1 テーマ背景

6月からやっと対面授業が再開して今まで全く進んでいなかった卒研もようやく始まる。
面倒くさいなと思う人が多いけど自分は逆にわくわくしている方。
というのも自分が興味あるテーマの研究室に配属されたから余計にそんな気持ち。

そこで、これから日曜投稿でPre卒研報告としてアウトプットを兼ねて分かりやすく自分の言葉で書いていこう思う。

1回目はテーマを設定した理由・背景について。

テーマ:『トマト中リコピンがもたらす生活習慣病効果』

○テーマ背景

まずリコピンとは?生活習慣病とは?

・リコピン→トマトやスイカ、グレープフルーツなどに含まれるカロテノイド色素の一つ。カロテノイド系の中でも抗酸化力が非常に高くビタミンEの100倍高い。

抗酸化作用とは動脈硬化や脂肪細胞の抑制、老化防止などざっくりいうと体のサビを防ぐ役割のこと。活性酸素がサビる原因だからその酸素を除去する効果が高い。

・生活習慣病→生活習慣が原因で起こる疾患の総称。糖尿病や脂質異常症、がんなどがあり主に血圧や血糖値、肥満などが要因となる疾患が中心。食事以外にも運動や休養も原因の一つになる。

リコピンがもたらすであろう効果としては血管・血圧に関わる疾患や脂肪細胞に関与する疾患に期待される。

○なぜこのテーマ?

野菜不足を防ぐ、またはそうなっている要因は食べる時間が無い、手間だから、意外に高値だからというのが挙げられる。

そこで、手軽に食べられるにはという点に着目するとミニトマトは一口サイズで食べやすい。また、トマトジュースもコンビニで売ってて買いやすく飲みやすい。

『手軽に食べやすい野菜のトマト × 高い抗酸化力と疾患者の多い生活習慣病』という観点からこのテーマに設定。

ミニトマトの種類によってもリコピンの量が違ったりして一番含有量が高いのはアイコで、オレンジキャロルなど黄色いトマトは量は低いけど抗酸化力が高いと報告されている。

まだ分かってないことが多いけど好きな分野をできたこと自体に感謝して進めていきたい。

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