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「フランダースの犬」をみると号泣してしまうあなたに「サイケデリック・マウンテン」

<SF(14歩目)>
斜陽な日本を根本的に変える登場人物たちから、アップテンポなエキサイトをもらう。
「マウンテン」なのですが、「登山」ではありません。(笑)

サイケデリック・マウンテン
榎本 憲男 (著)
早川書房

「14歩目」は映画プロデューサー出身の榎本憲男さんのエンタメSF&エンタメミステリー小説。

この作品は、映像化のための作品で、エンターテインメント度高くオモシロイ。

間違いなく、出張時に読み始めると「乗り越し注意」な作品です。そして、登場人物がそれぞれ興味深い。榎本さんの他の作品も、何故か?出張時に読んだことが多い。なんか移動時間に最適な感じもする。(笑)

登場人物の中では、キャラが立っているのは「殺害された被害者」です。

また登場人物の中でもヒーローでもある刑事が「フランダースの犬」を見ると号泣してしまうとのところに仲間意識が芽生えた。

この症状がある男性は「洗脳されやすい」とのこと。まさに、「ダメな時の自分じゃない・・・」と感じてしまった。

最後に「フランダースの犬」を見た時には、「あ~、アナタ心が痛んでいるのね・・・」と言われてしまった。これからは「共感力が高いのです!」と説明しようと思った。

この作品は、おそらく題名をもっとベタにして想像しやすく、そして徹底的に広告をして手に取ってもらうとかなり読まれると思う。

今だと、本屋で手に取る人も「何の本?」と思ってしまうだろうところが「もったいない」作品です。

ライトに読めて、ぐいぐい惹きこまれる作品です。

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