「絶対に○○や！」おばあちゃんの口癖

姑は幼いころから父親に言われていたそうです。
「世の中には絶対！ということはない。その言葉は頻繁に言わないでおきなさいね。」

ところが、もうすぐ83歳になろうとしている今でも、1日何回でも言っています。「絶対に！」これは一生続くでしょう…

昨日の朝は北朝鮮の金正恩(きむ・じょんうん)の映像をテレビで観ながら言っていました。
「あっ！これは絶対に偽物や！」
「別人に違いない！」

決めつけ発言を聞いた息子の今までの反応

姑が「絶対に」の発言をした時に息子がいると、それはもうメチャクチャめんどくさいことになります(;^ω^)

息子：「おばあちゃん、その根拠は何なの？」
姑：「そんなもんない！でも絶対にそうなんや！」

……ここからは息子の理詰めな話で長～くなっていきます。
姑は幸か不幸か耳が遠くなったので聞こえていません。

息子：「おばあちゃん、聞いてる？」
姑：「……」(うっとおしい顔をしながら知らん顔です)

決めつけ発言を聞いた息子の反応にうれしい変化

金正恩に対する「絶対に」発言を聞いて、一瞬息子の顔がピクッと動きました。

(ああ、また始まったか…トホホ)←私の心の中

ところが意外な言葉が息子の口から出てきました。
息子：「お母さんみたいに、おばあちゃんの言葉をスルーすることも大事やね。」

初めてだと思います。息子が姑のテキトーな「絶対に」話をスルー出来たのは！苦々しい表情ではありましたが、黙って朝ごはんを食べることができました。

姑にわからないようにコソッと息子に言いました。
「よう頑張れたやん！成長成長～！」

二発目の「絶対」発言には耐えられるかな？

三人で(姑・息子・私)お茶を飲んでいました。

テレビのコマーシャルに北川景子さんが登場していました。
それを観てまた姑が決めつけ発言をしました(^_^;)

姑：「北川景子をきれいだと思わん人は絶対におかしい人や！」
私：「ありがとうございます(^^♪」(なんのこっちゃ)

そして息子はというと、私の顔をジーと見ながらニヤッと笑いました。
小さな声で「スルースルー」と言っているのが聞こえました(*´∇｀*)

なんでも気が済むまで言わないといられない、息子の今までの状態を考えると、こんな感じでも大きな変化です。
もしかしたら、姑のキャラが意外と良い練習台になるのかもしれません。

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