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ニュースキャスターやレポーターの発言(使用語)

 先日、テレビのニュース番組内にて。
 バラエティー寄りの〔情報番組〕ではない”お堅め”のもので、〔天気〕に関連する内容を伝える場面だったのですが、以下のように報されました🎤

(今朝の東京は)25℃を上回るという今年最高気温を記録

 --- ほんの少しの違和感なのですが、そのわずかな”引っ掛かり”が、【ニュースを伝える立場でありながら、のこの表現って、ちゃんと務まっていると言えるのだろうか…】という一抹の不安へと膨らむのです。

・25℃以下にはならない(下回らない)という熱帯夜であった?
・最低気温について過去の各日の数値を並べた結果として、今朝のものが最高の数値であった? それが25℃超
…論理としては概ねそんな意味なのだと推考するのですが、妙な表現が放送されるに至った(さらに、おそらく皆が平気でスルーした)実例なのでした😩

 

 思い起こせば、と言うか、常日頃から、”プロの伝え手”のセリフが耳につきます。その他、言わば〔定番文句〕に既になっている/慣用化した 例も色々…(~_~;)

 

◆『○○関係のニュース』

 ”流行り出した”≒語法が切り替わった時期は定かではありませんが、2~30年前から気になり始めたものです。
 文意的にはおかしいわけではない、のでしょう。
 『関西関係のニュースをお伝えします🎤』・・・

 つまり、「全国放送用の(東京のキー局から発する)大きなニュースはここまで、次にローカルの…」という、地元局のスタジオのカメラ📹に切り替わった際に”繋ぎ”として言われがちなセリフ。

 きっと、「関西関連」ではないでしょうか🤔
 折しも、ドラマやバラエティー番組なんかで、タレントが何かと「○○カンケー」との言い回しを頻発していた頃(のような気がします💧)で、「まさか、報道までも、それを言っちゃう?」という感想を抱きました。
 皆さんのうちのほとんどが関係も関連も大差無い!と思ったことでしょう。が、影響を受けてしまっているように思え、意外性を通り超えて妙な危機感を抱くのです。

 

◆『~~という状況』

 主に気象に関する現地レポートにおいて🎤
 『こちらの現場は風雨が強くなってきている状況です。そのため、傘をさして立っていられない状況になっています。今朝の状況ではまだこれほど荒れてはいなかったのですが、今後の交通機関への影響が予測できない状況です』 --- 
 ごく一部の人に限った傾向であることを願いたいですが、どうやらかなり主流になっているようで、こぞって「使いたがる」”トレンドワード”になっているように感じます。今度、気にして聴いてみてください👂

 この語句ですが、ラジオの交通情報の台本が気になり始めました。
 言うまでもなく、高速道路等、特に混雑”状況”について報せるところ。
--- 『次に、○○の状況です』とよく聞きます。もはや、それもカットされたくなった…との感想を抱いています🙇 繋ぎのひと呼吸として意図的に入れるという、むしろ工夫心に基づくものなのかも… でも本質思考としてはそこじゃないし、かつ短時間に詰め込んでいる要件があることも知ってるので…
 ですが、「状況についての発言のみ」で構成された番組(コーナー)なわけですから💦

 

 そのような違和感まみれの報道を耳にしていると、

近々、「…。みたいな」とか言い出す

のではないかと😨

 「○○なご様子の」の意味はもはや滅失?
 その適切な方の語法が、前述の”語尾蛇足”の浸透具合に凌駕されてしまったせいもあり、稀に文中で打つと「~見たいな」と誤変換されて気付かぬままなのが散見されるのでは?などと推量します🙊

 この4文字。1日平均何回言えば気が済みます?
 当方は0回です。


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