盲人用信号

盲人用信号機のからくり

★自力で🏃〔足で稼いで〕、
★ネタを嗅ぎつけ👃〔誰かに教えてもらったわけでなく〕
★仮説~立証する💡〔答えを聞いたわけでもない〕
という題材が多い(=ネット記事の受け売り的転載などではない)当方の記事ですが、これもその一例です☝

 その音の種類は複数あり、古くからある『とおりゃんせ』等の「メロディ式」と、鳥の鳴き声等が聴こえる「擬音式」とに分けられ、後者が主流になってきています。

 車の往来が多い道路に横断歩道があり、そこを渡る人のために鳴る、というものであればシンプルな話なのですが、一般的な交差点で、縦方向・横方向が交互に青になるような場合を想像してみてください。それぞれに『カッコー』と『ピヨ』の二種類を分けて鳴らすだけでは、

初めてそこを訪れた人にはどちらが青なのか、実は分かりません😫

 

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 では、実際にはどのようにして(どういった形式で)上記の問題点を解消しようと工夫されているでしょうか?
※「スピーカーの方向」は考慮せず、単純に「各コーナーに音源がある」とみなしてください

 

👇 《答えへと続きます》 👇 

 

 


《答え:手前と向こう側とで同じ誘導音が交互に鳴る》

 自分が立っている角をA、渡りたい先の角をB、はす向かいをC、残った角(渡ってはいけない方)をDとした場合、AとBに設置されたスピーカーから交互に音声が聞こえたら横断可、という設定になっています。

 まず初めに、AとDが鳴ります。2回目はBとCが鳴ります。3回目はまたAとD・・。 「同時に2つずつから音が出るのなら結局分からないのでは?」と思う人がいるかもしれませんが、実際には問題ありません。

画像1

 最初に、自分自身がいる角が1回目に鳴ったことが確実に認識できますね。次の2回目が、自分が渡りたい先前方か真横方面かのどちらから聞こえるのか、がポイントになるだけですので、それは判別できそうです。

 

+++ 長々とした説明となってしまい分かりにくいかと思いますが、実際の”現場”を見つけて、そこで観察してみるとよくわかりますよ(^^♪ +++
 また、場所によっては、『ピヨ』と『ピヨピヨ』/『カッコー』『カカッコー』という風に同系の二種で交わす設定もあるようです。

 

 何気なく暮らしているだけではなかなか気付くことが出来ないこのような工夫が、街中には多く存在しています。皆さん自身でも是非、探してみましょう。
 自分で見つけることができるような訓練をすると、ご自身の仕事や生活においても独創的な名案が浮かぶかもしれません💡

 

*** コチラもご参考ください🙇 ***

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