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問題の所在が不安定? - 交通トラブル +

 「ドライブレコーダーの普及」も助け、数年前から取り沙汰されることが多くなった【交通トラブル・事故~あおり運転その他】🚙の話題です。
~その「話題性の高まり」が、一時期よりは落ち着いた感がある頃を見計らっての再掲です📖

 事案・事件ごとに背景や経緯は異なるので一括りにできないのは当然のことなのですが、次々に報道された複数事例を並べてみて、客観的な見地から訝しく思ったことは、

評価軸があちこちブレ過ぎ/いったい”何が不適切なのか”が定まらなくなってきているのでは?

という点🤔
*** 大いに関連する要件として、過日寄稿しました《あおり運転防止で渋滞が増加?》を未読の方はご参考ください👇

《あおり運転防止》
 『ミラーよく見て、状況判断して、不用意に周囲を刺激しないように』等、煽られない運転をしよう!という意識の向上も同時に必要ですが、最近になってようやくその論点の啓蒙が散見されるようになってきた気がします。
 運転技術的な部分で個人差があるのは当たり前のこと(≒仕方がない)ですが、そもそもの意識・認識不足と、それを棚に上げるような流れはよくない… という私見です🙄

 

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 テレビやインターネットからニュースを受け取った各人にとって印象強い例に対して批評や非難をすること自体は簡単にできるかと思いますし、掲題の領域に関しては「何ら感想を持たない」という人はあまりいないと思います。

 で、「それしちゃダメだよね~🚫」と意見した後、また別の事例について知った際に、辻褄が合わないような批判をする、つまり、【個々の事例ごとに”感想”を述べているに過ぎない】というケースがほとんどであり、きちんと背骨の通った評価にはなっていないような気がしてきます🙄
※その意味で”一貫性がない”と感じ取ってしまいます

 もちろん、【気の置けない仲間うちでの世間話で交わす気まぐれな感想合戦】においてはそれでよいでしょう。ですが、”考える”過程を経て、「社会はこうあればよいのに」ということを思い巡らすのであれば、もう少し本質に近づこうと意識したいものです💡

 

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 前置きの後にも前置き的なことを書いてしまいましたが、ようやく本稿の主旨へと進めたいと思います✍

 具体的事例(事件)を挙げての説明は差し控えたいので分かりにくくて恐縮ですが、冒頭からの流れで、【問題の所在】について捉え方を整理しようと試みると、もはや〔あおり運転〕はキーワードにすべきではないのでは? という論点です☝

 

 一連の報道・事例を勘案した上で、何が不適切なのか?
 --- 他者に対する〔暴力〕あるいは、揉め事を発端として副次的に生じた何かしらの〔人的/物的被害〕
 という”答え”があぶり出されてきた実状(≒多数派評価)ではないでしょうか。
 「交通」に限定されない、より根本的な【他者に〔暴力〕〔被害〕を及ぼしてはならない】というところに結論をもってきている。その認識が望まれている論調・社会風潮になっているようです。

 だとすれば、
◆〔あおり運転という”振る舞い”〕は控えるべき、
などと取り沙汰している場合ではなく、
◆交通システムを意識したどんな正当な論理、や
◆他者から受ける迷惑行為の酷さ
より、
◆〔他者に手を上げてはならない〕ことを肝に銘じよう、
という話です。

 類似トラブル再発防止のための最も大切な懸案とは、

〔あおり運転〕そのものなどではなく
暴力被害をいかにして無くすか

なのであって、むしろ単にそこに重きを置いた方が得策です💡

 被害者⇔加害者は紙一重であるということを心得ておくべきなのですね😂

 

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 併せて、

 上述の意外に、ドライブレコーダーの普及につれ、市民からの〔投稿〕〔公開〕されることが多くなった現場映像📹

 『他者の酷い行為』として録画されたものは、世間の趨勢で一様に「これは不適切だ」と評価されます🙅

 が、その反面、
 〔偶然現場に出くわした第三者〕や〔被害者〕とされる側を含めた〔投稿者〕における『そもそもの”よろしくない”振る舞い』がトリガー(きっかけ)になっている事例もあるようで気になります😩

 

 つまり、初見で「こいつの行為、ひどい!🤬」との感想になりがちでも、落ち着いてよく観察すれば、
◆事故の原因を作っているのは他の因子(他者)
◆注目事案が際立っているせいで埋もれがちな、また別の不適行為😎

が、メインの事象のより前段階で、概ね撮影者🚗に由来していることが散見されます。

 後者の具体例は、【ながらスマホの自転車🚴にぶつかられた】という批判例で、そもそも自動車運転者側🚙が、沿道の駐車場から一時停止もせずに出庫しようと歩道(自転車道)を跨いで立ち塞がったところに… という事故💢

~全てまでは語りませんので、想像してみてください🙄

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 事例の表面から感じ取れる要素からのみで批評するのではなく、そもそもの問題の所在、つまり《事象の本質》について考えるようになれば、トラブルが深刻な事態に発展してしまうような例を減らすことができるかもしれません。

 今回の本質追究の特異性は難解でしたが、最後まで読んで頂けた方に何かしらの”気づき”がもたらされることを願います😰

※《マナー向上》のような無味乾燥な議論・提起ではなく、あくまで本質思考である点、毎度のように申し添えます🙇

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