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【月刊おすすめの本2月編】今月読んで面白かったミステリー小説紹介

どうも、読書好きのyutaroです。          今回は、今月で面白いと感じたミステリー小説を紹介します。


ピーター・ヘラー著 『燃える川 (ハヤカワ文庫 NV』

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あらすじ紹介

自然と本を愛する親友同士の大学生ジャックとウィンは、カナダの北部をカヌーでのんびり旅していたが、山火事が起きて計画の変更を余儀なくされる。そして霧の中で激しく口論する男女の声を耳にした翌日、怪我を負った女性を保護したふたりは、大自然のなか、生き延びるために闘うことになる。

一気読みでした。面白かった。           私は、エドガー賞最優秀長篇賞ノミネート作という部分に惹かれて、つい購入しました。結果、大自然の中で繰り広げられるサスペンスな展開に手に汗握りながら読むことができました。普通の海外小説だと、結構登場人物が多く、読みづらいですがこの本ではあまり出てこないため、非常に読みやすく物語に集中できます。自然の風景を頭の中で、創造しながら読めるのでこの作品での醍醐味でしょう。 

ピーター メイ著 『ロックダウン (ハーパーBOOKS)』

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あらすじ紹介

死亡率80%の新型ウイルスが猛威をふるうロンドン。
数か月で死者50万人を超え、ロックダウンで街が恐怖に包囲されるなか、
仮設病院の建設現場で肉を削ぎ落とされた子供の骨が発見される。
人手不足で辞職前日に駆り出された刑事マクニールは身元の割り出しを急ぐが、
直後に愛する者の感染を知る。事件に没頭する彼を嘲笑うように次々と起こる殺人――
絡み合う謎の先にある驚愕の真実とは!?

私は、コロナのご時世によくに耳にする「ロックダウン」という言葉に惹かれて購入しました。この作品の魅力は、なんと現在の世界と小説の世界と酷似していることです。随分前に書かれたそうですが、出版が見送られた作品です。その時代と今の時代がマッチしなければ、読み手も理解できないのもわかる気がしますし、こういうご時世だから改めて読むと変わった面白さがあるのではないかと思います。

そえだ 信著 『地べたを旅立つ 掃除機探偵の推理と冒険』

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あらすじ紹介                   

札幌方面西方警察署刑事課勤務の鈴木勢太は小樽市で交通事故に遭い、目覚めると――ロボット掃除機となっていた。こんな姿になっても義父からDVを受けて勢太が保護していた姪を護らなければいけない! 卓抜な着想で選考委員達を驚嘆させた掃除機ミステリ。

掃除ミステリーという部分に魅力を感じ、つい購入しました。                      掃除機がこんな動き回り、事件捜査する作品は、初めて読みました。ミステリーだからといって固い部分はなく、どちらかと言えば肩の力を抜いて気軽に読めて楽しめる作品だと感じた。また、クスッと笑えます。いろんなハプニングを乗り越えていく部分がこの作品の見どころです。


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