読書セレクション@yutaro

96年生まれの大阪在住/みなさんが知っている、あまり知らない本などを記事にまとめ紹介し…

読書セレクション@yutaro

96年生まれの大阪在住/みなさんが知っている、あまり知らない本などを記事にまとめ紹介しています。

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最近の記事

【月刊おすすめの本2023年5月編】今月読んで面白かった本。

どうも、読書好きのyutaroです。個人的には、訳あって怒涛の一ヶ月でした。しかし、なんとか読書習慣は維持はできたので良かったと思います。 村山 由佳著『Row&Row』初めて読む作家です。表紙に惹かれて、普段あまり読まない恋愛小説に挑戦しようと思い、すぐ購入しました。読み終わった、率直な感想を述べると 自分が想像よりも超えたドロドロした不倫恋愛小説でした。登場人物は、ほぼほぼ救いようのないキャラクターが多かったです。もちろん、中には好感持てるキャラクターもいましたが。かな

    • 【月刊おすすめ本2023年4月編】今月読んで面白かった本。

      どうも、読書好きのyutaroです。4月から新しい環境で仕事することになり今月はそこまで読書できていません。日々積読が日々増えてしまっています。お許しを。 高村 薫著『レディ・ジョーカー 上・中・下 (新潮文庫)』 つい最近、ハマった高村薫さんの犯罪小説。その中でも評価が最も高い『レディ・ジョーカー』。『マークスの山』、『照柿』を凌ぐの傑作でした。上中下といった他の2作品より多いですが、まったく飽きずに読め進めることができました。主人公は、決して合田刑事だけではない。犯人視

      • 【2023年3月編】今月読んで面白かった本。

        どうも、読書好きのyutaroです。今月は、新作だったり、旧作も読めたので満足できた3月だったかもしれないですね。 ヨン・コーレ・ラーケ著『氷原のハデス(上・下) (海外文庫)』たまたま、刊行前にAmazonでつい見かけてストーリーが自分好みだったのでつい購入しました。 感想を述べると、大当たりで良きでした。著者が映画の脚本家であるので、展開のテンポが非常に良かったです。確かに映像化向きの作品でした。また、登場人物も多くないので、非常に読みやすかった印象です。第一作がよかっ

        • 【2023年2月編】今月で読んで面白かった本。

          どうも、読書好きのyutaroです。今月も結構読むことができたので良かったです。もちろん、積読本も増えていますが。。来月もよろしくお願いします。 畑野 智美著『タイムマシンでは、行けない明日(小学館文庫)』『ふたつの星とタイムマシン (小学館文庫)』 珍しく青春ラブストーリー系の小説を読んでみました。ただの恋愛ものではなく、若干のSFの要素があったので興味を持ちました。タイトルにも含んでいるタイムマシンがこの物語のメインになります。最初に刊行されたのが『ふたつの星とタイム

        【月刊おすすめの本2023年5月編】今月読んで面白かった本。

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        • 月刊おすすめの本
          40本
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          4本
        • 一度は読んでおきたい本
          12本
        • オススメのビジネス本
          7本

        記事

          【月刊おすすめの本2023年1月編】今月読んで面白かった本。

          どうも、読書好きyutaroです。今月は、珍しく5冊読めたので、よかったと思います。寒いのもあって、おとなしく自宅にこもってたのが大きいですね。では、紹介しますね。 高野 和明著『踏切の幽霊』 『13階段』が読みやすく面白かったのもありますし、ゴースト・ストーリーにも気になったので購入しました。出だしは、踏切に現れた女性の心霊写真といったゾッとするホラー要素があり、そして踏切に現れた女性の霊の正体を地道に探っていくミステリーの要素もあり読み応えがありました。一つ一つ浮かびあ

          【月刊おすすめの本2023年1月編】今月読んで面白かった本。

          【月刊おすすめの本2022年12月編】今月読んで面白いかった。

          2022年もあっという間に終わりますね。12月も数冊読むことができたので、紹介しますね。来年もよろしくお願いします。 奥田 英朗著『リバー』 初めて読む作家さんです。ストーリーがつい気になり、つい購入しました。かなり分厚い単行本ですが、展開が気になりページが進みます。刑事の視点、新聞社の記者の視点、事件被害者の父親の視点、容疑者の視点などのさまざまな視点から描かれていて、事件の真相が見えてきます。どの視点もそれぞれの面白さがあり、飽きずに読め切れます。年末年始にいかがでしょ

          【月刊おすすめの本2022年12月編】今月読んで面白いかった。

          【月刊おすすめの本2022年11月編】今月読んで面白かった本

          どうも、読書好きのyutaroです。急に寒くなってきましたね。より自宅にこもって読書しやすくなった季節ではないでしょうか。では、今回も小説を紹介します。 ヒラリー・クリントン著『ステイト・オブ・テラー』 あらすじがクリティカルサスペンスだったので、興味を持ち即購入しました。見どころは、やはりヒラリー元国務長官もこの作品の著者の一人なので、ヒラリーしか描けないようなストーリーにリアティーさを感じるところだと思います。まるで映画を見ているような怒涛の展開でスリル感を味わえること

          【月刊おすすめの本2022年11月編】今月読んで面白かった本

          【月刊おすすめの本10月編】どんでん返し好き必見!今月読んで面白かった海外小説

          読書好きのyutaroです。今月もあっという間に終わって、突然寒くなりましたね。相変わらず、なんとか読書できたので紹介していきます。 ジェフリー・ディーヴァー著『真夜中の密室』 なんと、待ちになった3年ぶりのリンカーン・ライムシリーズが帰ってきました。今までと違うのは、初っ端からライムが崖っぷちに。ある事件の裁判でのミスにより、警察との契約解除によって、今回の"ロックスミス"(解錠師)事件から担当外される。もちろん、ライムとアメリア刑事らのやり方で、科学捜査し、犯人を追いつ

          【月刊おすすめの本10月編】どんでん返し好き必見!今月読んで面白かった海外小説

          【月刊おすすめの本9月編】今月読んで面白かった本。

          どうも、読書好きyutaroです。                     9月は、暑くなったり寒くなったり寒暖の差が激しい月でしたね。今月も、意外と読書できたので、よかったです。では、紹介します。         夕木春央著『方舟』発売される前から、SNSで話題になっていたしストーリー性が自分にとってドンピシャだったので、すぐ購入しました。                     なんせ、クローズドサークル×デスゲームですから。面白くないないわけがない。具体的には、ある山

          【月刊おすすめの本9月編】今月読んで面白かった本。

          【月刊おすすめの本8月編】今月読んで面白かった本。

          どうも、読書好きのyutaroです。今月は、先月に比べると、少し読んだ気がします。外は、暑いので休みの日は、おとなしく自宅で読書をしてしてました。では、紹介していきます。 ジェイムズ・モトラム著『ジュラシック・パークトリロジー 完全版メイキングブック』 読書も好きなのですが、映画もちょくちょくを見ていて好きですし、またジュラシックパークの映画の旧作3部作と新作3部作を見ているので気になり購入しました。映画制作の裏側をびっしり見やすく書かれています。主に、旧作のジュラシックパ

          【月刊おすすめの本8月編】今月読んで面白かった本。

          【今月おすすめの本7月編】今月読んで面白かった本。

          どうも、読書好きのyutaroです。今月も仕事がバタバタしていてかつ夏バテでそんなに読めていないです。貴重な一冊を紹介します。   ジェフリー・ディーヴァー著『ファイナル・ツイスト』 三ヶ月連続ジェフリー・ディーヴァーの新作を読めるなんて、最高じゃないか。今月の作品は、長編です。コルターシリーズ第3作目での完結編です。主人公は、姿を消した失踪者や犯罪者を追跡をする懸賞金ハンターです。人気のあるリンカーンライム違いめちゃくちゃを動きます。今作では、1〜2作品にちょくちょく出て

          【今月おすすめの本7月編】今月読んで面白かった本。

          【月刊おすすめの本2022年6月編】今月読んで面白かった本。

          どうも、読書好きのyutaroです。梅雨明けで急に気温が上がって暑くなりましたね。今月は、バタバタが落ち着いて読書する時間がちょっとできるようになりましたが、今月も1作品の紹介になります。すいません。 チャック・ウェンディグ著『疫神記 (上・下) (竹書房文庫)あらすじを読んで、面白そうな予感がしたので即購入しました。すごいのが上下巻合わせて約1500ページあって、めちゃくちゃ分厚いです。途中でダレるかなと思いきや、続き気になってより読むスピードが加速するほどの面白さです。

          【月刊おすすめの本2022年6月編】今月読んで面白かった本。

          【月刊おすすめの本2022年5月編】今月読んで面白かった本。

          どうも、読書好きのyutaroです。          今月は、ちと忙しくてそんなに読めていません。珍しく、一冊のみです。積読が増えていく一方です。とりあえず、貴重な一冊を紹介します。 ジェフリー・ディーヴァー著『死亡告示 トラブル・イン・マインドII (文春文庫』 先月に引き続き、ディーヴァーの短編小説の第2弾です。先月の『フルスロットル』とは、違いこの短編はホラーテイストです。どれも、面白く、最後に少しゾッします。あっという間に1つの物語を読むことができます。リンカーン

          【月刊おすすめの本2022年5月編】今月読んで面白かった本。

          【月刊おすすめ本2022年4月編】今月読んで面白かった本。

          どうも、読書好きのyutaroです。 なんとか今月は、3冊読んだのでなんとか紹介できます。うれしい。では、お願いします。 T・J・ニューマン著『フォーリング―墜落―』 ストーリーが面白そうだったので、つい購入しました。 ストーリーは、映画でありそうなストーリー、例えば、家族を守りたければ飛行機を墜落させろとか。内通者の存在などのハラハラドキドキ止まらなさそうな展開がもりだくさんでした。頭の中で映像化しやすく、一気読みでした。特に、最後の圧巻のラストが凄く良く、映画を鑑賞して

          【月刊おすすめ本2022年4月編】今月読んで面白かった本。

          【2022年3月編】今月読んで面白かった本

          どうも、読書好きのyutaroです。          あっという間に3月が終わりましたね。自分は、試験勉強で忙しいですが、何とか読書すら時間を設けてなんとか充実しています。4月も面白そうな本が続々と刊行するので、来月が楽しみです。では、本を紹介します。 ケン・フォレット著『ネヴァー(上・中・下) (海外文庫)』 今の世界情勢とリンクしてそうで、かつ面白そうだったので読んでみました。物語では、些細な事件からアメリカ、中国、北朝鮮、日本を巻き込んだ戦争が起こり、そして、 国を

          【2022年3月編】今月読んで面白かった本

          【月刊おすすめの本2022年2月編】今月読んで面白かった本。

          どうも、読書好きのyutaroです。          今月は、バタバタしていましたが、結構読めたので3冊紹介できます。 マット・ジョンソン 著『「欲しい! 」はこうしてつくられる 脳科学者とマーケターが教える「買い物」の心理』 タイトルと個人的に行動心理学の興味があるので、購入しました。感想を述べると、面白かったです。    心理学、脳科学を通じて消費者の行動心理が良くわかります。テクニック気味でもありますが、仕掛け人側はもちろん、仕掛けられる側、戦略にはまらないように注

          【月刊おすすめの本2022年2月編】今月読んで面白かった本。