見出し画像

ブラジル旅行記3 サンパウロでの1日

2日目の朝、朝ごはん、もといアサイーとコーヒーのために、良質なアサイーとコーヒーのありそうなカフェをリサーチし、良い予感のするところを近所に見つけたので、向かってみました。
私たちはコーヒーも大好きなので、美味しいコーヒーも求めていました。
Botanikafeというお店です。

自分で店内の写真を撮るのを忘れてしまいました。
サンパウロ内に何店舗かあるカフェなのですが、私たちが行ったお店はピンクの壁や植物、テラス席でも店内席でもないような空間がとても気持ちよかったです。

Wi-fiもあるので、地元の人たちは作業をしていました。
一方、私たちはメニューを真剣に読み始めました。
「オリジナル アサイー」というメニューがあったのですが、バナナとハチミツも入っているとの記載がありました。
「本物のアサイーはそれだけで美味しいのに、なんで他のものを混ぜるのか分からない」
と、残念がるパートナー。
でも、注文してみることにしました。
彼がお店の人を呼ぶと、バナナとハチミツ無しで作れないかどうか、頑張って交渉していました。冷凍のアサイーをスムージー状にするために、どうしてもバナナがあった方が良いけれど、無しか、極力少なめで作ってみる、と言ってもらえたようです。
コーヒーは何種類かオプションがある中で、"microlotes(ミクロロッチ)" = 少量生産のコーヒーと、"pingado(ピンガドゥ)"という、エスプレッソに冷たいままのオーツミルクを少し入れたものを注文しました。
ミクロロッチやその他のプアオーバーコーヒーのサイズオプションが100mlか180mlと少なめで、100mlにすれば2種類ほど楽しめるところが嬉しかったです。
他にも、タピオカとチーズのパン、ポンジケージョ Pão de Queijo やスクランブルエッグ Mexido(ミシド) といった、ブラジル朝ごはんの定番も注文しました。

アサイーにバナナを入れなかったので、別添えにしてくださいました。

今回、トッピングのグラノーラとココナッツを別添えにしてもらうことを忘れてしまい、パートナーは少し後悔していましたが、美味しいアサイーでした。

そして、コーヒーが本当に美味しかったです。
ブラジルの小規模農家さんの浅煎りのお豆でした。
ブラジルのお豆はじんわり優しい感じがします。

美味しい、という言葉ばかりで申し訳ないですが、ポンジケージョも焼きたてでとても美味しかったです。何より名前がとてもかわいいので注文したくなります。


朝ごはんの後、パートナーが少しだけサンパウロに住んでいた頃によく遊んでいた大きな公園に行きました。

公園のいたるところでココナッツジュースが売られていました。

きれいな黄緑色がフレッシュなココナッツのサインだそうです。
大きなココナッツを抱えてお散歩をしました。

公園の中でも印象的だったのは、サッカー少年たちでした。
簡単だけれどきれいに整備されたサッカー場で、中学生くらいの少年たちと、1人だけ小学生の小さな男の子が混じって裸足でサッカーをしていました。

私はサッカーに詳しくなく、テクニックなどは分からないのですが、みんなとても自然で、あまり勝ち負けにこだわらず、リラックスしているけれどグダグダでもなく、ムキになる子も一人もいなくて、見ていてとても気持ち良かったです。

街中に戻ってきてから、お友達に民芸品のお土産を頼まれていたので、アマゾン先住民の工芸品が売られているお店に行きました。

そのお友達は、東京で開催されたアマゾン先住民の椅子の展覧会を観てとても感銘を受けたそうです。

そのお店にも、椅子がたくさんありました。
椅子だけではなく、小さいサイズの動物たちもたくさんいて、みんなかわいかったです。
どれもかわいく、よくできていてお土産を選ぶのは大変でしたが、小さな動物の彫刻を2つお持ち帰りすることにしました。

これは違う街の違うお店のものです。アリクイ。

サンパウロの街中で過ごした時間は数日だけで、ひたすらブラジルならではの美味しく健康的なものを食べ、パートナーの友人や親戚と楽しい時間を過ごしていたらあっという間でした。
ブラジルと言うとお肉やジャンクな食べ物のイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、健康的で栄養価の高い食べ物には全く事欠きません。

サンパウロの街の中心地を離れ、郊外でゆっくりと時間を過ごしたのち、私たちはリオデジャネイロに移動しました。
次回はリオのお話です。

この記事が参加している募集

私の朝ごはん

サッカーを語ろう