見出し画像

【相手の現実に飛び込んで理解する】

こんにちは。

Takashiさんです。

今日は

『相手の現実に飛び込んで理解する』

について考察していきます。


徳川家康の「東照公御遺訓」に続き
著名人の名言を取り上げます。

今回は人間関係を構築する時に
役立つ考え方です。


私自身過去に恋人やスタッフと
何度もぶつかり合って
痛い経験をしてきました。


衝突している事を振り返ると
自分が真っ先に啖呵を切って

「私は間違った事を言っていない」

「どうして私の考えを理解してくれないのか」

「私の意見に賛同しない理由が分からない」

etc

とにかく自己主張を押し通して
相手を屈服させようとしていました。


恋人とは

「食事の好み」

「自分の時間」

「ラインや電話の頻度」

「将来に対する考え方」

etc

様々な事を巡って
対立していました。


お互いに生まれ育った環境が
全く違う事が頭では分かっていても
いざ実際に隔たりを目の当たりにすると
双方共自分の考えを退けない状態になります。

よくある事ですが
些細な事で亀裂が生じると
そこから大喧嘩に発展します。


私の場合
ラインでやり取りする頻度が
少なかった事もあり恋人を
怒らせてしまいました。

私はスケジュール上
スマホを触る時間が
限られています。

よって頻繁に返信出来ません。


言い訳になりますが
優先順位として
スキル磨きや学びの時間を
大切にしていました。

彼女とのスマホでのやり取りは
最小限に済ませて
デート時にたくさん話せば良い
と考えていました。

付き合った当初は
自己投資の時間を多少割いて
やり取りしていました。


しかし
睡眠不足等が続くと
身体に支障をきたし始めました。

氣合と根性があれば何とか乗り切れる
という体育会系の発想が仇となり
車の運転中にヒヤッとする
危ない出来事がありました。


お付き合いする前に
予め自分のスケジュールの詳細を
正確に話しておけば
対立する事はありませんでした。

ざっくりと大まかな事しか
伝えていなかったので
彼女からすればやり取り出来ると
思い込んでも無理はないです。


典型的な
ミスコミュニケーションです。

どの日時ならやり取りしやすいか
具体的に決めておくと
彼女も把握しやすかったでしょう。


一見すると
解決しているように思えますが
あくまで自分の視点によるものです。

彼女の視点に立てておらず
まだ自分本位になっています。


彼女の現実に飛び込んで
彼女がどういう認識でいるかを
理解する必要があります。

その為には
彼女の話に耳を傾けて共感し
心を寄せていると
分かってもらう事です。


彼女に真意を確かめると

やり取りの回数を
多くしたかったのではなく

ほんの少しでも長く
私と対話する事で
安心してホッとしたかった

と答えてくれました。


女心が全く分かっていない
ダメ&非モテ男の特徴です。

女性にフラれる男性陣は
肝に銘じておいたほうが良いです。


恋愛に限らず
人間関係を深めていく上で
相手の現実に入る事の重要性を
改めて痛感しました。

自己主張も大切ですが
相手ありきで発信出来ます。

何でもかんでも
自己本位で好き勝手にしていては
いつの間にか誰もついて来ず
一氣に信頼関係を失います。


であるならば
仕事においても同様です。

相手の現実に入る重要性は
セールス時に顕著に表れます。

セールスで全然売れない
と落ち込んで嘆く光景を
見聞きすると思います。


売れないセールスマンの呟きとして

「熱意を持って一所懸命に説明しているのに
 誰も見向きもせず冷たい態度をとるのはあり得ない」

「これだけ良い商品&サービスなのに
 何で買わないのか意味が分からない」

「希少性且つ期間限定となっているのに
 全く反応しないのは損しているとしか思えない」

etc

自分の商品&サービスの
特徴ばかりを説明して
お客さんの話を聴こうとしない
押し売り状態です。


売れないのは当然です。

恋愛で言えば
猛烈に自己アピールばかりして
相手の話には興味関心を持たない
愚行をしている事です。


お客さんは結果が欲しいのであって
商品そのものが欲しいのではありません。

自分にメリットが
もたらされるのであれば
商品&サービスは
何でも構わないのです。


お客さんの現実に入らないと
何を求めているのか
全然把握出来ません。

極論ですが
セールスは売る事ではなく
お客さんの願望を聴いて
お客さんに買ってもらう事です。


強固な信頼関係が築けていれば
売っても買ってもらえます。

むしろ相手側から
ぜひ買いたいと
お願いされます。


人の最大の欲望は男女問わず

「理解されたい」

と思われる事です。

人は理解された瞬間に
100%信頼します。


人間関係を築いていく上で
ジョン・グレイ氏の名言が
参考になります。

下記に記載します。

相手のメンツ(体面)を
尊重してあげると
人はどこまでも優しくなる。


相手の気持ちを
上手に翻訳すればいい。


男は分析して
満足する生き物。
女は話して
すっきりする生き物。


相手に選択を与えた方が
NOとは言われにくくなる。

無理して「YES」
と言ってるうちは
まだ他人の関係。


感謝されると
人は素直になる。


文句や愚痴では
心の扉は
絶対に開きません。

理詰めで
感情の火を
消そうとしても無駄。

人間関係の摩擦は
お互いの違いに
逆らうから起きる。


それを受け入れて
尊重すれば
とたんに氷解していく。

相手は自分と同じだ
という誤った思い込みが
人間関係を難しくする。

自分と同じ点も
あるかもしれないが
多くの点で異なっているのだ。

相手を受け入れ
理解しようとすることが
人間関係の基本である。

自分と違っていてもいい
と思ったとき
新しい世界が開ける。

良好な人間関係とは
相手を変えようとしたり
自分を押し殺したり
しない関係である。

ジョン・グレイの名言 | 地球の名言

個人的には
最後の4つが人間関係の基本を
秀逸に表現していると感じます。

お互いに自然体で理解し
尊重し合って
違いを受け入れる事に
尽きるかと思います。


時にはぶつかりながらも
寛容さで上手く乗り切れる
余裕を持ちたいものです。

最後までお読み頂き
ありがとうございます。

追伸1
あなたの
「人間関係構築術」を
ぜひ教えてください。

追伸2
人間関係を学ぶ上で
参考にしている書籍を
掲載します。

有名な書籍ですが
何度読み返しても深いです。

男女関係はジョン・グレイ氏の書籍が
具体的で分かりやすいと思います。

皆様のオススメも
ぜひ教えてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?