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お客様が神様なら私たちは天使になる。【仕事エッセイ】

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著書「それでもお客様は神様ですか?」のその後の未公開エッセイ。サービス業の仕事・接客・人間関係・その苦悩について書いたものです。
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#人生

追いかけて、追い求めて。

何か自分の限界を感じる時。そんな時に限って、”自分に何ができるんだろう?”なんて私は考え…

青木詠一
4年前
26

母に伝えたい言葉。

青木詠一 著書「それでもお客様は神様ですか?」より。 ・・・・・・ お客さんが、私の目の…

青木詠一
5年前
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「許す」ということ。

「あぁ、早く明日にならないかなぁ」なんていう気持ちが、すっかりどこかへ行ってしまったなぁ…

青木詠一
5年前
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いつかシャボン玉のように。

こんな忙しさはいつものことなのに、なぜか私はあの頃のことを、ふと、思い出していた。 それ…

青木詠一
5年前
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哀しいこと言わないで。

冗談とも取れるような、ちょっとした話の流れの中、あるちょっとした仕事の中で、しなくてもい…

青木詠一
5年前
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10年前の色あせた名刺

まだ、私が電器売場の店員をしていた頃のこと。そのお客さんは、とても変わった初老の男性だっ…

青木詠一
5年前
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何も言えない彼女の言葉。

ある日のこと、昇格試験に合格した方の報告を兼ねた挨拶があった。その人は若い女性社員。入社4年目だそうだ。この試験に合格したと言うことは今まで教えてもらうと言う立場から、部下に指導する立場になる。その彼女のスピーチのことを書きたいと思う。 まず、彼女が紹介されて、彼女はみんなの前でスピーチ台の上に立った。ここでまず名前と部署を言わないといけないのに、彼女は無言のままだった。緊張してしまっただろうな。何を言っていいのか分からない様子だった。「えっ...」と言ったかと思うとそのま

怒鳴る彼女とうつむく彼と。

街中で、ひどく怒っている女性を見た。 それは午前10時ごろ、仕事が遅番だった私は電車を降…

青木詠一
6年前
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まじめすぎる君へ。

「もうちょっと肩の力をぬいてさ、もっと気楽に生きてみたらどうだろう」こんなことを君に言っ…

青木詠一
6年前
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年老いたまあるい背中

時というものはこんなふうに一瞬にして、過去へ飛び越えて行くのだなぁと思った。突然に、肩を…

青木詠一
6年前
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