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本に関する自分の記事をまとめてみました。
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記事一覧

【読書記録】日本の「英文法」ができるまで- 斎藤浩一 著

英語教育で扱われている英文法が、どのような過程で私達に馴染み深い「英文法」になったかを辿…

Eimi1003
1か月前
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「新疆ウイグル自治区 中国共産党支配の70年」熊倉 潤著

新疆ウイグル自治区の歴史と、中国共産党支配の現実を綴った本。 1949年以前の歴史から始まり…

Eimi1003
2か月前
9

「新編 日本の面影」-ラフカディオ・ハーン

来日まもないラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の作品。 出雲や松江で過ごした日々を綴ってい…

Eimi1003
2か月前
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日印関係・インド太平洋戦略における安倍政権の功績についての分析論文集「The Import…

こちらの洋書には、日印関係とインド太平洋戦略における安倍政権と安倍元首相の功績を分析した…

Eimi1003
3か月前
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今年の初読み「人間の生き方、ものの考え方」-福田恆存 

翻訳家と評論家として知られている福田恆存の、昭和30年代から昭和50年代にかけての講義をまと…

Eimi1003
4か月前
9

2023年に読んだ本

・英和対訳 神道入門- 山口智 ・自由をいかに守るか ハイエクを読み直す- 渡部昇一 ・日本の…

Eimi1003
4か月前
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邦訳の刊行が中止となってしまったトランスジェンダー本の英語版を入手して読んでみました

邦訳の刊行が中止となったトランスジェンダーに関する本。 どんな内容であるかを知るために、電子書籍版(英語)を買って読んでみました。 「Irreversible Damage: The Transgender Craze Seducing Our Daughters」 Abigail Shrier著 結論から言いますと、書籍の内容は差別的ではありませんし、いわゆるヘイトスピーチも含まれていません。 差別的でもヘイトスピーチでもない理由 同性愛、性同一性障害、及び同性愛者当事

ルネサンス期の美術に関する洋書

ルネサンス期と言われている時代を考察したこちらの本「Renaissance」(洋書)を読み終えまし…

Eimi1003
5か月前
9

「安倍晋三 回顧録」(安倍晋三 著)

「安倍晋三 回顧録」 安倍晋三(著) 橋本五郎(聞き手) 尾山宏(聞き手・構成) 北村滋(監…

Eimi1003
7か月前
7

「インテリジェンスで読み解く 米中と経済安保」江崎道朗

公刊情報を基に、米国が経済安保をどのように行おうとしているかを解説した書籍。 そして日本…

Eimi1003
8か月前
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「三島由紀夫 未発表書簡-ドナルド・キーン氏宛の97通-」の紹介

作家自身の人間性、ユーモア、作品、文学などに関する洞察や考えを知ることが出来る貴重な資料…

Eimi1003
10か月前
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三島由紀夫の「文章読本」を読んで

小説や文学を味わう読者とは。 様々な形式の文章や作品の特徴とは。 そうした事柄を掘り下げた…

Eimi1003
11か月前
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「武士道に生きる」を読んで

こちらの本を読み終えました。 「武士道に生きる 新渡戸稲造が説いた日本の精神」(川口泰英…

Eimi1003
1年前
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「日本の方言」の紹介

「日本の方言」(著: 佐藤亮一) こちらの本は方言の例や分布をテーマごとにまとめています。 調査のデータが古いため、おそらく現代ではあまり使われていない表現もありますが、何よりも地域分布や語源の話が面白かったですね。 単に東日本・西日本というよりは、A・B・Aパターンでの分布が多く見られ、端にあるA表現の方がより古い言葉から成り立っている傾向があるのだそうです。 方言として使われている言葉(俚言)だけでなく、文法的な特徴や名詞以外の方言(助詞、接尾辞など)にも触れています。