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パニック障害とは何だったのだろう?

私がパニック障害になって一番辛かったのは、今まで普通に出来ていた事がいきなり体の反応とそれに伴う心理的変化で出来なくなった事でした。

で、今になってパニック障害とは何だったのかと考えたら、交感神経の興奮による過緊張だったのではないか?と思います。とにかく少しのことで一々、緊張しまくってました。そして、緊張するから悪いことを想像して更に緊張し、最終的に回避行動を取ろうとする感じでした。身体の感じがいつも緊張状態で不快だったので(ずっとプレゼン前の人やバンジージャンプする前の人状態)それが一番嫌でした。緊張していると頭は真っ白になると思いますが、まさにそんな感じで思考力も緊張で怪しくなっていました。

あの時の状況を健常者にわかりやすく説明するならば、例えとしては色々ありますが下記状況かな、、と思います。

・何年も車の運転をしていて、人を乗せても全く平気(むしろ好き)だったのに、ある日突然、教習所通いの運転超ど素人(はじめて車に乗る人)になった感覚。当然、高速なんて怖くて乗れない!トンネルも両幅の感覚が掴めず怖い!

・電車なんて別に怖いわけないのに、何故か超絶叫ジェットコースターに乗りに行く前の感覚に身体がなってしまう。ドキドキして辛い。電車を今まで普通に乗れていただけに、乗れないのも更に辛さを加速させる。飛行機も同様。

・外食先で何も起こる筈ないのに、何故か強盗事件に巻き込まれた人の如く体が緊張した状態になってご飯どころではない。ソワソワする。行きたく無い。今まで普通に行けてた(むしろ好きだった)だけに凄く辛い。

・会議にて、自分がプレゼンするわけでも何でもない、ただ聞いているだけの人なのに居るだけで自分が次にプレゼンする人になったかのように緊張する。恥をかきたく無いから逃げたくなるが逃げられないし、とにかく拷問。特に強制力のある車の免許更新なんてこの世の地獄。

・映画館で全く誰にも注目すらされていないのに、みんなに注目を浴びた時のように緊張している。何で緊張しているのかも意味不明。

・友達と話していても常に自分が変なことをしないか気にして緊張気味。

・レジ待ち、美容室、イベント、その他とにかく何かある度に緊張している。緊張の状態として、バンジージャンプ寸前の人みたいに緊張している状態。

つまりは、ずーっと訳のわからない緊張気味が続いている状態です。そう言えば、パニック障害になる前から緊張状態が続いていて、それが溢れて治らなくなった状態とも言えるかも知れません。脳の緊張状態が続いて限界を超えたらパニック障害になるんだと思います。

長くなったので、、次回は、こんな過緊張パニック障害の治り方について書いていこうと思います。

尚、パニック障害になったらなかなか治らないんじゃないか?一生、パニック障害なんじゃないか?という人もいますが、治ります!!ついでに、私は初期にもっときちんと医者や薬に頼っていればこんなに長く病気を患わなかったんじゃ無いかと思います。心療内科の先生も、はじめの診察で1年くらいで寛解と言っていましたが、今となっては素直に先生と協力して治せば本当に重度だろうが何だろうがたった1年で済んだと思います。

今現在、あの病で苦しんでいる方にはこれ以上、無駄に苦しんで欲しくないので何度も書きますが、本当にパニックは治ります!人によりますが1年くらいで普通の生活を送れます。また、治ってしまえばこんな記事すら平気で書けるようになるので安心して治療して早く良くなって下さい!応援しています。

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