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ヤングケアラーの経験を経て

私は幼い頃は祖父母っ子だった。

なぜなら母が病院にいる事が多かったからだ。いつも優しい祖母、時には厳しいけれど温かい祖父が大好きだ。またいつか天国で再会したいと思ってる。近いうちではないといいが。もう会いに行きたいと思っている自分もいるのも事実なのだがもう少し頑張ってみる。笑

現在は体調も良くなり元気に過ごせている母だが、昔は大変だった。

その為、私は過去にヤングケアラーをしていた。
小中学生の幼い頃なので、お手伝いをするのが主だが、今でも自分の記憶に深く刻まれている。

当時は家事や料理、車椅子を押したりなど幼い自分でも出来ることをお手伝いしていたが、周りに頼れる事は出来なかったし、自分と同じ経験をしている人は誰もいなかったので相談も出来なかった。

身体が優れない方に対してとても冷たい社会だなと感じた。



病院の待合室は独特な雰囲気でとても暗く、ロボットみたいに冷たい人達が多かった為、今でもトラウマで一生行きたくない。

世界全体的に高齢化社会が問題になっているが、日本は特に後期高齢化社会で、皆いつか自分の家族を介護する経験をする事になるだろう。
なぜ歳を取ることは平等に訪れる変化でお互い様なのに、福祉に対しての充実したサービスや、社会システムを構築しないのだろうか。

生命に携わる福祉の分野の方々は本当に尊敬に値する。

福祉と教育は人類の生命と発展を促進するものであり、その方々の為のサポートやお金を政府は使うべきである。欧米諸国はそこにより多く投資をしているのも事実だ。

人の痛みは同じ状況を経験した者にしか分からないし、私は他人に気安く理解されたいとも思わない。
自分の誇り高い精神を汚されたくない”。そして何の苦労も経験もしていない人達の言動を聞くと、とても薄っぺらく深みがないといつも感じ悲しくなる。


孤独感は今でも消えない。

そしてほとんどの事を自分でやらないといけなかった為、人に頼れなくなってしまった。。
いつか誰か良き自分の理解者が現れて、自分の孤独を埋めてくれる事を願うばかりである”。

私は今ヤングケアラーをしている全ての若者の境遇を背負い、これからも戦いたいと思います。





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