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エッセイ

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#自覚

ほんとうに「理解されたくないと思ってる」?

友達との会話でひょんなことから「相手に誤解を与えていないか」と言う話になり、私が友達に

「あなたはどちらかというと、自分のことを他人に理解してもらいたいと思ってないでしょ」

と言ったら、彼女は確かにこう言ったのだ。

「人に理解されたいと思ってないってことを、わかっていてもらえて嬉しい」と。

その時は「そっか」とだけ言ったのだけれど、彼女の要求は実はとても難しい。

“彼女の理解者”となる

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芸術家は変人であるべきだ(自分が芸術家だと1ミリでも思ったことがある人は読まないでください)

タイトルにも入れましたが、自分は芸術家だと思ったことがある人は読まないでください。
これは芸術家宛ての文章ではないです。
むしろ怒られる気しかしない。

これ以降を読んでいるあなたは「芸術家ではない」ものとして話を進めます。
それでは本題。

あなたには生き方を尊敬できる芸術家はいますか?

私には好きな芸術家はたくさんいますが、その誰もが「普通の」生活をしていませんでした(或いはしていません)。

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愛してるよ。

「自分を愛せるようになりたい」と言う人がいる。

彼らは「愛がわからないんだ」「他人も満足に愛せない」「人として何かが欠落しているんだ」と言う。

私自身はこの思いを抱いたことがないが、私が見た限り、このセリフを言う人は皆驚くほど愛に溢れている。

多分、彼らはいきなりマックスの愛を注げる人種なんじゃないかと思う。
相手を警戒していようと、憎んでいようと、警戒や憎しみと同時に無償の愛を注げる人。

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