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#短編小説

診断メーカーのお題通り物語を書いてみた

診断メーカーのお題通り物語を書いてみた

ガラス瓶の中に想いを詰め込んだ。
慈しむように、そっと。
たったそれだけのことなのに、人は私を「狂ってる」「サイコパスだ」と言う。

何故だ?
数少ない友人との会話を思い出す。

「“想い”って好きになれるものと好きになれないものがあるよな」
「まあ、そうだな」
「なんだ、珍しく共感してるじゃねえか」
「俺もお前がまともなことを言いだしてびっくりしてるよ」
「お前も“想い”について悩んだりする

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