『純文学』 と 『大衆文学』のちがいについて
少し大胆に考えてみました
〈目次〉
1.芸術か、娯楽か
2.美しさか、内容の面白さか
1.芸術か、娯楽か
純文学は、どちらかというと「芸術」にあてはまります。
芸術とは、美しさを表現することに重きを置いた創作のことです。
文豪だと「夏目漱石」や「太宰治」などがあげられます。
現代の作家だと例えば「小川洋子さん」や「村上春樹さん」などです。
大衆文学は、どちらかというと「娯楽」にあてはまります。
息抜きに楽しむエンターテインメントと言うと分かりやすいと思います。
作家で言うと、「東野圭吾さん」や「湊かなえさん」、「朝井リョウさん」などがあられます。
アニメ化や映画化の影響で馴染み深く、読者が多いのが特徴です。
もっと分かりやすい基準は、文学賞です。
直木賞は「大衆文学作品を選考対象」にする賞で、芥川賞は「純文学作品を選考対象」にする賞です。
2.美しさか、内容の面白さか
純文学は、芸術性、文章そのものの「美しさ」に重きを置きます
例えば、「声に出した時の語感の良さ」や「漢字とひらがなのバランスなど」の美しさにこだわりを持つ点があげられます。
大衆文学は、娯楽性という点から、「内容の面白さ」に重きを置きます。
人を楽しませることため、とても分かりやすいことが特徴です。
読者をストーリーに集中させるために、簡単かつシンプルな言葉で書かれています。
参照元: 「純文学のすすめ」ホームページ
以上
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