おもしろいはいつも不安の中に
2023年10月5日(木)朝の6:00になりました。
きみの動体視力はどうだ。そして、その目でなにを見ているんだ。
どうも、高倉大希です。
海外への旅には、不安がつきものです。
普段とはちがう異国の文化に、身を置くことになるからです。
言いたいことが、まったく伝わらないかもしれません。
身の危険を感じるできごとが、発生するかもしれません。
ただ、だからこそ「価値観が変わった」だなんてことが往々にして起こります。
新しい発見はつねに、不安の中にあるのです。
不安があまりにも大きいと、わたしたちはその一歩を踏み出すことができません。
だからこそ、そんな不安を上回るべつのなにかが必要になります。
それは、海外に行ったらこんなことができるという魅力的な目標かもしれません。
はたまた、信頼するだれかからの力強いあと押しかもしれません。
自分にもできそうだと思えるだけの、他者の前例かもしれません。
もしくは、自分がやらなければならないという義務感かもしれません。
不安を脇に置いて進めるなにかがあれば、その一歩を踏み出すことはできます。
踏み出しさえすれば、あとは慣性に従って進むのみです。
「経験した」という経験が、はじめに抱いていた不安をすこしずつ小さくします。
不安が小さくなればなるほど、相対的におもしろいが大きくなっていくわけです。
「不安を恐れるな」という言葉は、やや強引です。
恐ろしい不安を、いちど脇に置くことができるかどうかが大切です。
ひとつの不安を解消すると、また新たな不安に出会います。
その不安ははじめに出会った不安とちがい、避けたいものではありません。
なぜなら、その不安が新たな発見の種であることを、よく知っているからです。
おもしろいはいつだって、不安の中にあります。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。