いつだって君だった
気づいたら外は白く色付いて
真っ黒な闇夜は終わりを迎えようとしていて
薄明るい光と神秘的なほど澄んだ空気が溶けて混ざり合う
音もなく静かに、ただ静寂とともに
上向きになれないわたしの心は置き去りのまま
目を瞑って、世界の朝に逆らって眠りを願う
ぼんやりとまどろみの空気を感じさせて
少し冷めた静けさの中で
永遠が永遠でないことはわかっているけど
その時までは永遠で
いつだってやってくる、朝という時
いつだって君に励ましてもらう朝はやってくる
淀んだ世界にも色が帯びていく
果てのない終わりの始まりでも
この目で見届けるまではいきていたい
ただ、君にいかされていたい
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