とりとん

その昔、あるところに一羽の鳥人間がおったそうな。 AirCraft21,22P、天照…

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その昔、あるところに一羽の鳥人間がおったそうな。 AirCraft21,22P、天照.cst

記事一覧

ツールドおきなわ2023市民200km、24位

市民レーサーの甲子園と言われるツールドおきなわ市民200kmに参加してきました。自転車を始めたときにはまさか自分が出るとは思っていなかった市民200km。今回はそのレース…

とりとん
6か月前
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鳥人間コンテストに際した暑熱順化について

7月末の異常に暑い琵琶湖の上を飛ぶ人力飛行機のフェアリング内部は36度以上の自分の体温より高い温度になり、このような過酷な環境の中で長時間運動するには暑熱順化が必…

とりとん
10か月前
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ニセコクラシック2023 19位 世界選手権出場権獲得

ニセコクラシック2023に参加してきました。結果としては19位で目標だったグランフォンド世界選手権出場権を獲得することができました。今回はそのレースレポートです。 前…

とりとん
11か月前
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スズカエンデューロ6時間ソロ 準優勝

当日まで 今シーズンラストレースのつもりで臨んだ鈴鹿、もともとは調整して万全の体制で年代別一位を狙うつもりだった。ところが2週間前のちくさ高原の直後に鶏の食中毒(…

とりとん
1年前
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鳥人間コンテストに際したパイロット冷却について

今年のエアクラのプレクーリングは成功だったと思う。猛暑が予想される中でパイロットの運動時間を少しでも増やすためプレクーリングに力をいれた。 1.体外から冷やす方法…

とりとん
1年前
12

2022富士ヒルクライム主催者選抜クラスレースレポート

6/12に富士スバルラインで開催された第18回Mt.富士ヒルクライムのに参加してきました。今回は主催者選抜クラスのレースレポートになります 富士ヒルの目的 鳥人間コンテス…

とりとん
1年前
7

鳥人間パイロットのトレーニング方法について

名古屋大学AirCraft21,22Pのとりとん(@fuku_tori)です。4月以降には絶対に書かないだろうと思ったので後輩Pへの引き継ぎをかねて記録に残しておきます。後輩Pをはじめ、こ…

とりとん
2年前
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ツールドおきなわ2023市民200km、24位

ツールドおきなわ2023市民200km、24位

市民レーサーの甲子園と言われるツールドおきなわ市民200kmに参加してきました。自転車を始めたときにはまさか自分が出るとは思っていなかった市民200km。今回はそのレースレポートです。

動機国内最高峰のレースであるツールドおきなわ、ましてやそのトップカテゴリーである市民200kmに参加するなんて自転車を始めた時には思ってもいなかった。鳥人間を通して自転車に乗るようになり早4年、いろいろな仲間がで

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鳥人間コンテストに際した暑熱順化について

鳥人間コンテストに際した暑熱順化について

7月末の異常に暑い琵琶湖の上を飛ぶ人力飛行機のフェアリング内部は36度以上の自分の体温より高い温度になり、このような過酷な環境の中で長時間運動するには暑熱順化が必須である。今回は昨年の鳥人間コンテストに向けて自分が一ヶ月の間で取り組んだ暑熱順化について書こうと思う。
鳥人間コンテスト当日のパイロット冷却については以前noteに書いたのでそちらも合わせて読んでみて欲しい。

そもそも暑熱順化とは人間

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ニセコクラシック2023 19位 世界選手権出場権獲得

ニセコクラシック2023 19位 世界選手権出場権獲得

ニセコクラシック2023に参加してきました。結果としては19位で目標だったグランフォンド世界選手権出場権を獲得することができました。今回はそのレースレポートです。

前日までニセコクラシックへむけた準備

ニセコは昨年の鈴鹿エンデューロが終わってからターゲットにしていたレース。鈴鹿で総合2位に入ったことで自分も多少はロングのレースも戦えるんじゃないかと思い、ニセコで走ることを決めた。ニセコのコース

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スズカエンデューロ6時間ソロ 準優勝

スズカエンデューロ6時間ソロ 準優勝

当日まで

今シーズンラストレースのつもりで臨んだ鈴鹿、もともとは調整して万全の体制で年代別一位を狙うつもりだった。ところが2週間前のちくさ高原の直後に鶏の食中毒(カンピロバクター)を発症、一週間全く走れなかった。CTLも大幅に下がり40台に。出場するかどうかも直前まで迷っていた。
結局バイクに乗れたのは鈴鹿の週の火曜日から。
火曜日はSST medを5倍ぐらいでゆるゆると。ちくさの時点では5.8

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鳥人間コンテストに際したパイロット冷却について

鳥人間コンテストに際したパイロット冷却について

今年のエアクラのプレクーリングは成功だったと思う。猛暑が予想される中でパイロットの運動時間を少しでも増やすためプレクーリングに力をいれた。

1.体外から冷やす方法について

ロードレースのウォームアップシーンではよくアイスベストを着用している選手が見られるが、これに加えて手足など末梢を冷やすことを行った。ウォームアップ終了後クーラーボックスの中に氷水を用意し、足首以下の感覚が無くなるまで冷やした

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2022富士ヒルクライム主催者選抜クラスレースレポート

2022富士ヒルクライム主催者選抜クラスレースレポート

6/12に富士スバルラインで開催された第18回Mt.富士ヒルクライムのに参加してきました。今回は主催者選抜クラスのレースレポートになります

富士ヒルの目的
鳥人間コンテストのリハーサル
鳥人間コンテストでは一番機の場合6:00フライト開始とかなり早朝から飛ぶことになる。そのため早朝のレースに出場することで前日、当日の流れのリハーサルを行うことが最大の目的であった。調整方法を試すことも兼ねており、

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鳥人間パイロットのトレーニング方法について

鳥人間パイロットのトレーニング方法について

名古屋大学AirCraft21,22Pのとりとん(@fuku_tori)です。4月以降には絶対に書かないだろうと思ったので後輩Pへの引き継ぎをかねて記録に残しておきます。後輩Pをはじめ、これから鳥人間を目指す人、またパイロットを目指して日々トレーニングをされている皆様のお役に立てましたら幸いです。

注:この資料は2022春HPA交流会資料を一部改変し、補足事項を追加したものです。

パイロットの

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