文月悠光 Fuzuki Yumi

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【本日発売】エッセイ集『臆病な詩人、街へ出る。』が立東舎より本日発売されました!📚🌠
JK詩人からの脱却を図った体当たりエッセイ集です!推薦文は岸本佐知子さん、カバー写真は岩倉しおりさん。書き下ろしや書籍版ならではの仕掛けも!🙏
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【朗読】ダンス

文月悠光

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雨は祈りのダンス☂🌠

〈地球という駅のホームを
初めて外から眺めたとき、
宇宙は泣いているのかと思った。
わたしたちは互いに渦巻き、溶け合って
あまりに青い
ひとつの星だったのだ。〉

詩「ダンス」文月悠光
*「婦人之友」6月号ミヨシ石鹸さん広告より。毎月書き下ろし✍️💠
写真:岩倉しおり

※今回文字がやや見えにくそうなので、詩のテキストのみの画像もアップします🙏🌠 ぜひ全篇お読み頂け

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5月の風を詩に描きました🌾🌠

〈わたしの愛は
どこを漂っているのだろうか。
そう希求する力がまだあることに
春、ひたすらに驚いている。
それほどの強引さで
季節は人々の手を握る。
愛を見失ったとしても
愛はわたしを逃さない。〉

詩「愛のうつわ」文月悠光

*「婦人之友」5月号ミヨシ石鹸広告より。裏表紙広告欄に、毎月書き下ろし✍️
写真:岩倉しおり
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「婦人之友」毎号掲載のミヨシ石鹸さ

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なぜ人は人とお別れするの。
根は土に 光は枝に 川は空に
お別れしない。
ただ見つめ合うことを
宿命づけられている。

胸の底がくすぐったいのは、
人が花を見るとき
花も人を見つめ返すからだ。

詩「花の宿命」文月悠光

*「婦人之友」4月号 ミヨシ石鹸さんの広告
裏表紙広告欄に、毎月書き下ろし✍️🌸
写真:岩倉しおり

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「婦人之友」毎号掲載のミヨシ石鹸さんの広告にて、岩倉しおりさんの

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【エッセイ】決めたくない女

すっかり春らしくなりましたね。
今日書いた文章(ひさびさに恋愛がテーマの掌編/エッセイ)。
色々と思うところはあるけれど、書き終えると、ひとまず気が済んでしまう。気分はとても落ち着いています。



仲間内で制作中のzineのために、今日書いた掌編です。
ただ刊行が遅れる可能性が高く、そうなると大幅に書き直すだろうと思ったので、こっそり載せておきます(内容はそのままだったとしても、掲載のために多

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【朗読】卒業

文月悠光

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卒業式の詩です🎓

少女たちの綿毛は
人知れず地に根ざして
次に咲くときを待つだろう。
風に乗って遠くへお行き。
三月の駅のホームで
白襟の背中がまぶしくて
涙こぼれるように一斉に揺れた。

詩「卒業」文月悠光詩「卒業」文月悠光 写真:岩倉しおり

*「婦人之友」2019年3月号掲載のミヨシ石鹸さんの広告に執筆。
毎月、裏表紙広告欄に詩を書き下ろしています✍️🌸

▶︎過去の詩は、ミヨシ石鹸さ

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