最近の記事

JetRacerが面白い

最近は、JetRacerのKit化をコツコツおこなっています(DonkeyCarやJetBotはKit化済み)。 JetRacerはNVIDIAがオープンソース で公開しているAIカーです。 JetRacerは、タミヤのTT02という車体にも対応しており、国内で入手可能なパーツで開発する事が可能です。 下記が、JetRacerのデモ走行です。 JetRacerの面白さは、自動走行するために必要なデータセットの数の少なさにあります。上記走行に必要なデータセット数は200セ

    • Maker Faire Tokyo 2019での無線対策

      Maker Faire Tokyo 2019では、AIカーでRCカーを走らせよう! コミュニティで、ブースを運営を手伝う予定です。 DonkeyCarは、RaspberryPi3ベースで、2.4GHz帯の無線を用いて、SSHでログインしてコマンドを実行します。また、DonkeyCarの車体の操作には、F710というWireless Joystickを用います。 抱えている問題RaspberryPi3の2.4GHz帯WiFiと、F710のWireless通信がMaker F

      • [深センハードウェア開発合宿] Maker Faire Bay area初日

        深センでハードウェアを効率的に仕上げ、北米でローンチする的な、感じで深センハードウェア開発合宿の仕上げがMaker Faire Bay area 2019での展示となる。 今回、深センで開発したロボット車体とJetBot向けコントロールボードを仕上げ、この地にやってきた。 深センでのハードウェア開発では、ハードウェアに関する疑問点を、職人から即答してもらえる事に大きなメリットを感じた。職人が近くにいない場合でも、探せば電気街の何処かにいる安心感もあった。さらに、現地の人の

        • [深セン合宿 8日目]最終日

          今日は、いつもラジコンを卸してもらっている会社に訪問。1号線に乗って固成駅まで。華強北から電車で50分ほど、空港のチョット手前の駅だ。 固成駅の近辺はこんな感じだ。中心街と違い中国っぽさがでている。 早速、会社に訪問。 ここは、会社のショールームがあるビルのようだ。中にはいると、みんなラジコンとにらめっこしている。ちょっと、マニアックな感じがしていい感じだ。 Donkey Carの話をしたら、とても興味を示してくれて、早速会社のBossを呼んでくれた。Bossは隣の部

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          [深セン合宿7日目] Donkey Car 1/28スケールのデバック

          JetBotは見通しがついたが、苦戦しているのが、小型のDonkeyCar。早速到着した基板に部品を実装する。到着した基板と一緒に誰かの基板も一緒に間違って内包されてきた。ここらへんが中国的(^^ Trouble MakerのT-962をつかって、リフロー。今回作成している基板は、PWMの発振用にPCA9685を使用し、ESCにはATMEGA328を搭載している。ATMEGA328ではArduinoのスケッチが動作し、ESCのプログラムはArduinoで記述している。 今

          [深セン合宿7日目] Donkey Car 1/28スケールのデバック

          [深セン合宿6日目] JetBotのデバックと修正

          今回の合宿ではDonkey Carの新基板とJetBotの新基版の作成をおこなっている。Donkey Carの基板は、Debugピンを出したものをPCBGogoに再発注して到着待ちの状態なので、今日はJetBot基板の動作確認を開始。 まずは、安定な電源を確保するために、J48のJumperピンをショート。これで、USBではなく、DC コネクタからの電源供給が可能になる。 電源をいれずも、まったく動作せずで、早速デバック開始。 まずは、認識周りから。Jetson nan

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          [深セン合宿5日目]玩具の都 汕頭(スワトウ)へ

          5日目の今日は、朝から玩具の都 汕頭(スワトウ)へ。位置関係は、深センから北東に340kmぐらい。 今回は連休で、新幹線の深セン->汕頭の直行便が取れなかったため、深セン->潮汕で新幹線で移動し、潮汕->汕頭は車で移動するルートにチャレンジ。新幹線の切符は、Trip.com で予約し、前日に福田駅で発券済み。 深セン北駅に、早めに移動し、パスポートと発券済みチケットで入場し、荷物のセキュリティチェック。事前発券のため待ち時間はほぼ0分で完了。中に入ると、そこはまるで飛行場

          [深セン合宿5日目]玩具の都 汕頭(スワトウ)へ

          [深セン合宿4日目]今岡さんと遭遇

          今日も引き続きTrouble Makerで作業。連休なので、今日は人がほとんどいない。朝市で、PCGGogoに24時間便の特急便で新しいデバック用の基板を再発注。24時間便だから、早ければ3日後ぐらいにHotelに到着。メタルステンシル付きで約5000円。 CJに頼んでいたRaspberryPi3 A+も無事届き、JetBot用にモバイルプロジェクターを購入。これでJetBotのデバックもやっと開始できる。 お昼ぐらいに、今岡さんが深セン来ているとの事だったので、華強北で

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          [深セン合宿 3日目] 深セン華強北国際創客中心と華強北電気街

          今回作業しているTrouble Makerは、深セン華強北国際創客中心の中にはいっている。ここはスタートアップ向けの支援施設で、いろいろなプログラムが実施されている。 深セン華強北国際創客中心は7Fに位置し、周りは空中庭園になっていて、カフェテリアなども併設されている。 Amazon.cnのインキュベーションプログラムなども、深セン華強北国際創客中心と連携して実施しているようだ。 Trouble Makerには、3D Printerや大型レーザーカッター、リフロー機、小

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          [深セン合宿2日目] ロボットカーの組み立て

          今回、深センで1人合宿する目的は、 DonkeyCarの新車の開発と、JetBotのカスタマイズ開発である。  DonkeyCarとは、今シリコンバレーで人気沸騰中のDeepLearningの推論で走るラジコンカーの事で、wroscoreとascotにより作られたPythonベースの自動運転フレームワークである。 FaBoの方でも、Kit化して先月末から販売を開始している。 今回深センで、DonkeyCarの1/28スケールモデルの開発の仕上げをおこなう予定だ。Doek

          [深セン合宿2日目] ロボットカーの組み立て

          [深セン合宿1日目] 深セン上陸と基板ピッキング

          深センへは、日本からの便数の多い香港国際空港から入境するのが定番コースである。香港国際空港のTerminal 2に移動し、Skylimoに搭乗して移動する(目印はオレンジ色の看板)。ホテルまでの運賃込で、HK 180ドルほど。他にも、バス + 鉄道ルートや、フェリールートなどもあるが、今回は華強北へ一番早くて楽にアクセスできるSkylimoを利用する。 運転手にパスポートを渡して、香港側出国のイミグレをおこなったところで下車。あとは、歩いて深セン側入国のイミグレをお

          [深セン合宿1日目] 深セン上陸と基板ピッキング

          FaaS(Factory as a service)として進化する深センの工場

          深センでのハードウェア開発は、とにかくすべてが早い。12時間もあれば、基板を製造でき、24時間もあれば、その基板に部品を実装し箱詰めまでおこなえる。 基板の製造や部品の実装をおこなうサービスの事を、業界ではPCB(printed circuit board) Serviceと読んでいる。日本ではP版.comなどが有名だ。 FaBoというオープンソースハードウェアのプロジェクトで、のべ500回以上の基板製造を深センのPCB Service業者に依頼してきた。DFRobot、

          FaaS(Factory as a service)として進化する深センの工場

          深センハードウェア開発合宿

          GWは、深センでハードウェア開発合宿をしてくる予定だ。今日は、その準備。まずは、深センの最新動向収集。 現在の深センには、2つの視点が存在していると思う。1つが「ハードウェアのシリコンバレー深セン」。もう1つは、Tencentを始めとする「インターネットイノベーションの拠点としての深セン」 。 「ハードウェアのシリコンバレー深セン」のポジショニングを的確に表現しているのがWiredの深セン特集の動画である。深センには、今やオープンソースハードウェア的な思想を軸としたハード

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