月刊コグマ#6 ピロートーク
ピロートークどうも気恥ずかしくてもどかしい。
先ほどまでのことを思い出すと、顔が見れないほどに恥ずかしくってしょうがない。
目が覚めてしまった。
先ほどまでは甘酸っぱい感情とともに話していた気がするのだが、いつの間にか眠っていたみたいだ。
外はまだ暗いが、空は朝が近づいている色をしている。
今でもあの光景が脳裏に焼き付いていた。
不思議な高揚感に煽られ、深い場所まで潜って、同じようにハジけた。
そんな瞬間が。
ふと横を見ると、可愛らしい寝顔が見えた。
気付くと自分は頭を