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姿勢と歪み

今回は、「姿勢と歪み」についてお話しします。

まず最初に極論を申しますと、人類80億人の姿勢は全員歪んでいて、特定の良い姿勢は存在しません。
なぜかというと、人間の身体は代謝や周囲の環境によって常に変化していて、ある一定の正しい姿勢というのが定められないからです。

大事なのは、「自分の骨格の構造」と「重力」との関係性、バランス(重心)の取り方です。 

私は、患者さんに姿勢調節を指導する際にジェンガを例え話に出すのですが、ジェンガで1番綺麗に立っているのは、スタート時ですよね?
ですが、ゲームを始めて進めていくとだんだん形が歪になってきますよね?ゲームを進めているのに綺麗な形にしたいからと言って、スタート時の状態にその都度戻していては、ゲームは一向に終わりません。ですが、ゲームを進める中で、ジェンガが倒れない限り、ジェンガは上手く立っていますよね?その時の状態に対してその場の構造と重力の関係性において、バランスを保ち立つ事が出来ていれば、それが最善の状態であるという事です。

人間の体も一緒です。例えば、骨折や関節症を患って、手術をした場合、怪我をしただけでも元々の骨格構造から逸脱しているのにも関わらず、手術という一見基に戻した様で人為的に体を歪ませる行為をしたら元の怪我をしていなかった頃の骨格構造に戻るわけはありません。整体師の方なんかは、西洋医学や手術否定論者がある一定数いますが、理由はここにあると思います。その怪我をした箇所に対しては、正常に戻した様には見えますが、全体の骨格構造と重力の関係性をみて、その受傷箇所を見た場合、一見全体が歪んでいる様に見えてもそれなりに立っているのであれば、それはそれでバランスが取れているという事です。なのに怪我した箇所だけ形を変えてしまったら、せっかくバランスを保っていた全体の構造に対して、逆に歪みを与えてしまうという事になります。
ジェンガもそうですよね?ジェンガのゲームを進める中で、せっかくバランス保っているのにあるところの隙間が気になるからと言って、補強しようとその隙間に新しくブロックを入れるなんてことしませんよね?(ジェンガのゲームのルール上そんな事はありませんが…笑)
手術は、そのブロックを入れたり、抜いたりする作業をわざわざしている訳です。
だからと言って、手術の全てが悪い訳ではありません。神経に影響している場合は、その圧迫を取る事で痛みが取れたり筋出力が回復したりするケースもあります。大事なのは、自分がその治療をする中で何を求めているかを明確にする事です。

少し話がそれましたが、結論として、姿勢や歪みの調節の際に大前提としては、全人類共通の良い姿勢というのは存在せず、人類80億人全員歪んでいる事。何かの正しさに囚われない事。
まずは、常に変わりゆく自分の骨格構造を認識・理解して、その上で重心の取り方を覚えて行くこと。
私の話で何度も出ますが、自分の事は自分でしか認識できないので、自分の姿勢や歪みを治せるのも自分だけです。

皆さんもますば自分の骨格構造がどんな感じになっているのか感じてはいかがでしょうか?
分析の手法が分からなければいつでもご相談ください。

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