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本当の自分って何?

最近こういう悩みを抱えている人が増えている気がします。

本当の自分ってなんだろうとか、幸せになるためには何をすれば良いのかっていうことを自分で自問自答する人が増えていると思っていて。

私もいまだに自分に本当の自分ってなんだろうってことを問い続けているんですけど。

そうやって自分に向き合うことがは良いことだと思うんですけど、
その一方で過剰に向き合いすぎるとかなり疲れちゃうんじゃないかと思っていて。

私なりに出た答えとして、本当の自分を過去の自分の中から見つけようとしなくても良いんじゃないかと思っていて。

例を挙げると、学生時代にゲームをするのが好きだったから今はゲーム関連の仕事を探す、とか、学生時代は運動が好きだったから体を動かす仕事をする、とか、無理に過去の今の自分の現在を紐付けなくて良いと思っています。

過去と紐付けることも良いこともあるし、結構楽な方が多いと思うのですが、それよりもこの世の中って未知の世界で溢れているので、自分で生涯で知ることのできることや学べることって100年生きたとしてもほんの少しだと思うんですよ。

これって歳を取れば取るほど、何かを分かった気になって生きてしまうんですけど、ほとんどの人が「知っている」「分かる」をかなり履き違えていると思っていてます。

「あの人って〜だよね」とか「これってこうだよね」とかっていうものも経験した人から出る言葉じゃなければ、ただの憶測になると思います。

例えばなんですけど、この私の記事を読んでいる読者の人が今日、病院に行ったら仮にがんの宣告を受けたとします。

そしたら今日からあなたは「がん」の人になります。

もし、交通事故に遭ったとしたら今日からあなたは「交通事故に遭った人」になります。

今日までは「健康な人」だったけど、今日から「がんの人」「交通事故に遭った人」になるわけです。

何が言いたいかというと、今日までの自分も本当の自分だし、今日からの自分も本当の自分なんです。

最近は、「人生どうなるかわからない」とか「人生一度きり」という言葉よく目にしますが、本当にそうなのです。

なので、過去の自分は全くやるはずのないような選択肢を未来の中に入れても良いんじゃないでしょうか。

それが「転職した人」になっても良いかもしれないし、「異性へ告白した人」になっても良いかもしれないし、もしくは「衝突を恐れず自分の意見を述べた人」になっても良いかもしれない。

そして過去、できなかった自分から卒業すれば良いだけです。

自分が新しくなると最初は変な感覚になると思うんですけど、時間が経過するとどれも本当の自分になります。

軽々しく言うつもりは無いですが、悩んでいる人はもっと恐れずに行動しても良いと思います。

私は自分が変化することとか何か行動することにかなり恐れを抱いていたのですが、意外とそうでもないし、自分に対して周りの人は自分が思っている以上他人に興味がないです。

そして必ずしも昔の自分と今の自分が一致する必要はないですし、自分が正しいって思ていることや価値観とかは時間とともに変化していくものだと思います。

だからこそ、やってみないとわからないよねっていうスタンスになった時に悩んでいる人は生きやすくなるんじゃないかなと思います。

色々な本当の自分と出会える人が増えますように。

おわり。




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