Mikiko ISHIKAWA/石川美紀子

セルビアなどバルカン地域を中心に、サッカーと文化とコミュニケーションの関係をリサーチし…

Mikiko ISHIKAWA/石川美紀子

セルビアなどバルカン地域を中心に、サッカーと文化とコミュニケーションの関係をリサーチしているフィールドワーカー&フォトグラファー。国内ではJFL等で撮影執筆しています。出版社「MALO PO MALO Project」代表/中京大学社会科学研究所特任研究員/名古屋/著書発売中

マガジン

  • フィールドワーカー的な人が世界のあちこちをうろうろする話

    セルビアや旧ユーゴスラビア諸国などのバルカン地域を中心に、サッカーと文化とコミュニケーションの関係をリサーチしているフィールドワーカーの記録。

  • MALO PO MALO Project

    ひとり出版社を立ち上げました。超現地主義フィールドワーカーでもある中の人が、取材・撮影・執筆・編集・出版まで基本的に全てひとりでこなします。

  • セルビア女子サッカーの美しき世界

    セルビア女子サッカーについて撮影執筆した記事をまとめました。アメイジングな展開でセルビア女子代表戦を撮影したり、セルビアリーグ14連覇中の超名門クラブ「スパルタク」のチームフォトグラファーを務めたりしています。

  • バルカン蹴球旅【インタビュー】

    セルビアをはじめ旧ユーゴ諸国で活躍する日本人サッカー選手にインタビューをしながら旅をしています。彼らが何を見て何を考えたのか、異文化の中で挑み続ける彼らの想いを丁寧な取材で紡ぎ出します。

  • 【JFL取材】試合後コメント

    JFLの取材で日本全国を飛び回っています。監督や選手の試合後コメントをまとめました。MALO PO MALO Project/名古屋/石川美紀子

最近の記事

  • 固定された記事

それもこれも全てはサッカーに繋がっている/後藤京介選手(東京武蔵野ユナイテッドFC)

人生には思いも寄らないことが往々にして起きるものだが、後藤京介にアルコールを作ってもらう日が来るとは、さすがに思っていなかった。毎年恒例となっているロングインタビューで、たっぷり1時間あまり語ってもらった後のことである。東京武蔵野ユナイテッドで10番を背負った今シーズン、ピッチでは衰え知らずの運動量で攻守に活躍し、実業家としても念願の飲食店をオープンするという激動の1年だった。シーズンを終えて、全てはサッカーで繋がっていたという今年の様々な出来事を、彼の魅力でもある裏表のない

    • 【ラインメール青森 vs.ヴィアティン三重】試合後コメント

      JFL第6節/ラインメール青森 1-1 ヴィアティン三重(2024.04.14) 24分 田村翔太(三重) 29分 韓勇岐(青森) 柴田峡監督(青森) Q.まず今日の試合を振り返ってお願いします。 「今日の入場者数は1709人ですか、僕が青森に来て3年でいちばん多くの方に来ていただいて、ありがとうございます。天気も良かったですし、アルコールも解禁でしたから、見に来ていただいた方々にはまたぜひ次も来ていただければなと思います。 ホーム開幕戦ということで、ある程度の人数の方

      • 【沖縄SV vs.ラインメール青森】試合後コメント

        JFL第5節/沖縄SV 2-1 ラインメール青森(2024.04.07) 21分 荒井秀賀(沖縄) 26分 荒井秀賀(沖縄) 45+2分 吉田将也(青森) 柴田峡監督(青森) Q.まず今日の試合を振り返ってください。 「まずは、青森からはかなり距離のあるところに、どちらにお住まいの方かは分かりませんが、うちの応援をしてくださった方を何人か見かけましたので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そういう方たちに良い結果、良い内容をお見せできなかったことをお詫び申し上げたいと思

        • 【ブリオベッカ浦安 vs.横河武蔵野FC】試合後コメント

          JFL第5節/ブリオベッカ浦安 2-1 横河武蔵野FC(2024.04.06) 45分+1 岩井拓也(浦安) 47分 山﨑広大(浦安) 56分 後藤京介(武蔵野) 後藤京介選手(武蔵野) Q.まずはゴールシーンから振り返ってください。 「前半、シュートを打てるタイミングで打てなかったシーンもあって、後半で押し込んだときに、僕たちの前が空くと思ってはいたので、前が空いたらシュートを打とうと。タイミング的にもニアが空いていたので。振り抜いたらニアで入ったから良かったです。ち

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        • フィールドワーカー的な人が世界のあちこちをうろうろする話
          19本
        • セルビア女子サッカーの美しき世界
          5本
        • MALO PO MALO Project
          95本
        • バルカン蹴球旅【インタビュー】
          16本
        • 【JFL取材】試合後コメント
          53本

        記事

          セルビア語でインタビューを受けました

          セルビア語でインタビューを受けました。話すのとっても難しかったですが、良い感じにまとめてもらえてよかった。私と写真とセルビアの長い長い話をしています。セルビアは本当に難しい国だけど、こういう国だからこそ驚くようなチャンスがあったりする、というような話です。

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          セルビア代表チームの中で外国人が活動するということ

          セルビア女子A代表のUEFAネーションズリーグ、リーグAへの昇格をかけてアウェイのアイスランドでの2ndレグ。日本人の私がオフィシャルフォトグラファーとして試合に帯同しました。ナショナルチームの中で外国人が活動することの面白さと難しさを存分に体感した日々でした。 去年の秋、多国籍なクラブチームの一員としてセルビアの地方都市から海外遠征し、ダイバーシティの先にあるインクルーシヴな世界を垣間見た経験と、今回のナショナルチームでの経験には、やはり何か違いがあって、その感覚はどこか

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          【横河武蔵野FC】2024プレシーズンひとことインタビュー

          石村俊浩監督 Q.2024シーズン始動しまして、ここまで新加入選手が14名、まずは補強のポイントからお話を伺ってもよろしいでしょうか。 「去年は逆に人数を少なくして少数精鋭で乗り切っていこうと思っていたのですが、今年はその反省もありまして、全部で38人ということになりました。これはかなり大所帯だとは思いますが、逆にその中で、各ポジションに複数のライバルがいて、それぞれ競争していくという状況を作りだせるようにと思っています。」 Q.今年の目標としてはもちろんJFL優勝という

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          やれるうちは絶対に全力で/禹相皓選手(FC大阪)

          新監督に大嶽直人氏が就任したFC大阪で、2024シーズン最初の練習試合が行われた1月20日。見学者も多く訪れた花園ラグビー場で、今年最初にゴールを決めたのは禹相皓(ウ サンホ)だった。「いいパスが来たので感謝してます。決められて良かった」と控えめな笑顔を見せたサンホだったが、新監督のチームで幸先良いスタートになったのは間違いない。前回のロングインタビューから1年、J3での充実した昨シーズンの振り返りと、J2へ絶対昇格に向けての今シーズンの展望を語ってもらった。 充実していな

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          【ラインメール青森】柴田峡監督2024プレシーズンインタビュー

          柴田峡監督 Q.柴田監督のラインメール3年目のシーズンが始まりました。今年の目標としてはもちろん優勝とJリーグ昇格ということになるかと思いますから、そのためのチーム作りということで、まずはここまで新加入選手が11人、今回の補強のポイントといったところからお聞かせください。 「まあ結果としては、ある程度年齢が高かった選手たちが抜けてしまって、この状態からスタートしてくださいというのが、基本的にはクラブからの話でした。この選手は残してほしいといったようなことを、僕の方からあま

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          【ラインメール青森】2024プレシーズンインタビュー(高知県黒潮町キャンプ)

          2024年2月10日収録/聞き手:石川美紀子 廣末陸選手 Q.廣末選手、今年でラインメール青森4年目、在籍年数的にもチーム内でいちばん長い一人ということになりました。一昨年の2022年は全試合出場、去年は累積で1試合出場停止だった以外は出場と、Jリーグから青森に来てからは非常に充実した毎日かと思います。ちなみに去年、春先からずいぶんイエローが多くて、累積が早い段階で溜まってしまったのは、ご自身では何か原因のようなことは感じていらっしゃいます? 「いやー、特に何かあるとい

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          【寄稿しました】ピクシー御愛用ホテルに泊まってみたいアナタへ!

          ピクシー率いるセルビア代表チームが合宿で必ず使用する宿泊施設、一般人がたどり着くには若干難易度の高いクエストですが、ぜひ泊まってみたい!という稀有なマニアのために、セルビアのライフスタイルマガジン【My Serbia】で攻略法をガチ解説しています。

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          【寄稿しました】UEFA女子CLプレーオフ、多様性の先に広がるインクルージョンな世界を見た話

          Football Web Magazine「Qoly」に、UEFA女子チャンピオンズリーグのプレーオフでの経験を書きました。自分史上、最も世界の頂点に近い場所にチームの一員として立ち、ダイバーシティ(多様性)の先に広がるインクルージョン(包括的)な世界を見た話です。

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          【2023シーズン終了】禹相皓(ウ サンホ)選手コメント(FC大阪)

          Q.今日は残念ながら前節のイエローカードで累積による出場停止ということになってしまって。相手が愛媛FCで、サンホ選手は2018年と19年に1年半、当時J2だった愛媛に所属していましたから、本来なら古巣との対戦ということで、絶対に出場したい試合でしたよね。 「そうですね、愛媛FCのファン・サポーターの皆さんも、もちろん来てくださっているでしょうし、よく知っているスタッフの方も選手もたくさんいるので、試合したかったというのが本心ですけれども。悔しいですけどね、うーん、仕方がない

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          【鈴鹿ポイントゲッターズ vs.ラインメール青森】試合後コメント

          JFL第30節/鈴鹿ポイントゲッターズ 2-1 ラインメール青森(2023.11.26) 55分 小野寺亮太(鈴鹿) 58分 鈴木翔太(鈴鹿) 74分 船山貴之(青森) 柴田峡監督(青森) Q.まずは今日の試合を振り返って、いかがでしたか。 「まあ相手(鈴鹿)は怪我人や出場停止もあって、ベストメンバーでオーダーを組めなかったと思うんですよね。出場機会の少ない選手たちで、やれることが少なかった中でも、自分たちのやりたいことももちろんですが、おそらく相手(青森)にとって嫌な

          【鈴鹿ポイントゲッターズ vs.ラインメール青森】試合後コメント

          【ラインメール青森 vs.東京武蔵野ユナイテッド】試合後コメント

          JFL第29節/ラインメール青森 2-1 東京武蔵野ユナイテッド(2023.11.19) 15分 長倉颯(青森) 39分 行武大希(東京武蔵野) 69分 山口和樹(青森) 行武大希選手(東京武蔵野) Q.試合前に、古巣相手にゴールを決めて試合後にインタビューさせてくださいね、とお願いしていた通りになりました。まずはゴールシーンを振り返ってください。 「えっと、(鈴木)大河君がクロスを上げたんですけど、基本的にニアに、敵の前に入って決めることを意識していて、自分のところを

          【ラインメール青森 vs.東京武蔵野ユナイテッド】試合後コメント

          【ラインメール青森 vs.ソニー仙台】試合後コメント

          JFL第28節/ラインメール青森 3-1 ソニー仙台(2023.11.12) 13分 澤田雄大(仙台) 15分 山口和樹(青森) 35分 船山貴之(青森) 46分 青木義孝(青森) 柴田峡監督(青森) Q.試合を振り返っての総括をお願いいたします。 「今日は足下が悪い中、大勢の方に来ていただき大変感謝しております。アウェイでもそうですが、ご声援をいただいて後押ししていただいているということは、選手たちも毎試合感じているところです。中断明けの大事な連戦で、上位であるHon

          【ラインメール青森 vs.ソニー仙台】試合後コメント