見出し画像

編集・ライター養成講座に通うのをやめておこうと思った理由

しゅんしゅしゅんです。

本業としてでも、複業としてでも、モノを書くことを仕事にしようと思ったら、ライティングをちゃんと学ぼうかなって誰だって1回は考えるはず。

そして誰もが、宣伝会議の編集ライター講座に一度は辿り着くはず。

そして誰もが、一瞬は悩むはず。約16万円と半年間。行くべきか否か。

でも、意外や意外。ないんですよね。行った人の感想も、行かないことにした人の感想も。結構歴史ある講座かつ編集ライター養成講座なのに、ネット上でほぼ見当たらない。

ということで、説明会に行ってきました。いつか同じように悩む方の参考の一つになれば。

結論から言うと、僕は行かないことにしました。通った上でそう言っているわけでもないし。別に意味のない悪い講座だと言っているわけではありません。今の僕にはお金というより、半年間土曜をここに投資するリターンが他に考えている諸々と比べると期待できなかったという話です。

*****

この講座のカリキュラムはかなり網羅的。企画→取材→ライティング→校閲の流れで構成されている。つまり1回通しでコンテンツ制作の追体験ができる。これはこれで大切ですよね。

一方で、編集・ライター養成講座の説明会で言っていたこと。

編集者とライターの垣根はなくなっている。ライターも取材して書くだけでは淘汰される。企画まで踏み込むライターでないと選ばれない。単価も安いまま。そしてコンテンツ作成を大きく3分類すると企画→取材→文章。このうち文章は、結局場数。企画取材の部分で差がつく。ここで個性が出る。

とても良いことを言う。

そして企画取材は座学で理論を学ぶというより、課題を通して実践によって学ばないといけない。実践あるのみ。

これまた良いこと言う。

だからこそ。だったら。

その編集ライターの核心が学べるか?ということ。半年間すべてのカリキュラムが企画(取材)で組まれていたらなと思うが、カリキュラムは網羅的。企画系の実践課題は数回だ。

雑誌の編集企画をすることもあるからこそわかる。数回ではやはり血肉にならない。追い込まれて苦しみながらも、何個も何個も企画をひねりだして叩かれ、世に出して当たった当たらなかったを繰り返して磨かれていくよなあと。半日とかの何かしらのセミナーや研修と同じですよね。

通しで基本知識は学べる。編集ライター業界に飛び出すきっかけにはなる。編集ライターの仕事をしていく上での貫禄は増す。未経験でも最低限の信頼を得られる。ここで繋がる人脈も大きい。得られるものはここらへんなのかなと感じた。

それよりもライティング部分と企画部分(得に企画部分)に絞って基礎をがっちりとしておきたいと思った僕は、例えば、書いて書いて書きまくって添削しあう文章力向上的なコミュニティや、企画1000本ノック的な要素が強い編集スパルタ塾で半年間叩き込みたいと考えた次第である。

講座で得られる本質と自分の目的のどこがマッチするのか。どんな講座とかセミナーもそうだけど、未経験向けの講座で有名だからって理由だけで感覚で選んではいけない。ほとんどWEB上で説明されているからといっても、実際に説明会に足を運ぶと得られる情報は違うもので。説明会に行ったからこそフラットに考えられた。説明会ってめんどくさいけど大切ですね。

最後に。それでも。

去年の講座の全40回分のカリキュラム表を渡されるのだが。それを見ると勉強好きの僕としては萌えが半端ない。舌なめずり。このカリキュラム萌え~。分かる人、います…よね?

では。

最後まで読んでくださりありがとうございます!面白かったらスキ!超おもしろければサポートいただけると嬉しいです!これからもがんばります。