運動不足がここまで来ているとは思わなかった。

太陽の光を浴びる時間がすくない生活はもうずっと前からなのだけど、音楽制作の仕事をするようになってからは座っている時間も長くなった。

いままでバイトはほとんど飲食だったので、立ち仕事のしんどさは知っていたけれど、ずっと同じ姿勢でパソコンに向かって打ち込みをしたり、変にねじれた体制で何時間もギターを弾き続けたりすると、腰や背中、地味に腕や股関節まで悲鳴をあげるのだと思い知らされている。

しかも猫背なので臓器を圧迫して血流も悪くなる一方でもう夏も近いというのに体が冷えて仕方がない。

いまこれを書きながら「おじいちゃんやん…」と妙なリアリティーを感じてしまっている。

そんなわけできのう運動の足しになるのかわからないが歩いて買い物に行くことにした。と言っても1kmや2kmぐらいのものだ。こんなぐらいじゃ意味ないだろうなあと心の中で思いながら久しぶり汗をかくほど太陽の光を全身に浴びた。

そして帰宅するとすぐに身体が重くなり眠気に襲われた。

もう僕は太陽の下をちょっと散歩するだけで1日ももたないほどに体力が落ちていたようなのだ。

これはさすがにまずいと思って夜にしっかり運動をすることにした。軽いランニングはあまり効果がないらしいので、広い公園を8割ぐらいの力で1周して、1周は歩きながら休むというセットを組んだ。

ここでも驚いた。というよりも絶望した。「8割ぐらいの力で」と書いたけれどそれは意図したものではなくて「全力で走るつもりが頑張っても8割しか出せなかった」からだ。

あ、ほんとうに身体を動かさないといろいろとまずいやつだ。と危機感を感じたのでこれからちょいちょいやっていこうと思う。毎日やると決めるとプレッシャーでやらなくなるので運動が気持ちいいと思えるペースで。

あのあと帰ってきてnoteを下書きのまま眠ってしまったので遅れて書いている。じゃっかん筋肉痛だけど近頃感じていたダルい重みはなくなっている。

生きているとなにかに全力で取り組まないといけない瞬間がくる。でも普段をサボっていると全開でも8割しか出ないし、しかもすぐにバテてしまうみたいだ。

頑張りどきに頑張れるように「準備にもなるいま」を意識するのがいいのかもしれない。いまをおろそかにしないのが大前提で。