はむた@こやぎ村

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いろんな社会問題についてつらつら書いてます。 いいね、フォローはお気軽に。※多忙につき更新休止中。一部の記事を限定公開にしています

マガジン

  • 主婦と労働と政治と

    アンチテーゼとしての「主婦」。いろんな社会問題についても。

  • 誇り高く生きるには

    自己責任論には反対です。孤立は個人の責任ではない。社会の問題として考えたい。「ひきこもり」というラベリングはやめて、「社会的孤立」の言葉を復活させたい。話はそれからです。※本家noteでも同テーマで書いてます。ぜひお読みください!https://note.com/koyagi_village/m/mb46735a1b724

最近の記事

【読書】羊たちの邪悪

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    • 【読書】「自己啓発の罠」を読む

      テクノロジーは自己啓発を加速する。私たちのデータを集めて測定し、目標を定めて駆り立てます。デバイスを便利に使いこなす人は、実のところ、デバイスにいいように使われてるよね。 スマートウォッチをつけてる人を見ると、うすら寒い気持ちになる。きわめてプライベートなデータ――睡眠時間や運動の頻度や血圧――を握られていて、事あるごとに通知が発せられ、言われるがままに動かされる。従順さを教え込むために、テクノロジーはあるのかもしれない。 そして私たちは「破滅するまで自己啓発を行う」。そ

      • 自己責任論による家畜化と分断統治

        最近では、怒りの矛先が外側ではなく内側に向かっていて、仲間内でつぶしあっているだけ、という場面をよく目にします。 たとえば、「税金を払え」という言葉は、税金を徴収する側(国家)が発するもの。それなのに、税金を徴収される側(国民)の間で言い合っているのは、おかしいですね。自分より税を少なく払っている人、あるいは、何らかの事情で税金を払えない人に対して、「税金払え」と責め立てるとは……。そんな暇があったら、税を取る側に対して、「税金をもっと減らせ」とか「税金なんて無くせ」と訴え

        • 「平和」って時代遅れなんですか?

          突然ですが、日本国憲法ってまだ存在してますよね? 最近、自信がなくなってきた… どっかの小さな自治体の条例みたいな扱いじゃないですか?最近の憲法って。「もう時代遅れだから、ここらで変えちゃおうよ」みたいなノリで変えようとする。戦争できるようにしたいんでしょうね。 戦争はどっちがいい悪いとかじゃない。戦争そのものがダメなんです。在りし日の土井たか子さんみたいに、「ダメなものはダメ」って言わないと。そのための平和憲法なのに。 あれだけボロ負けして、膨大な数の人々が命を落とし

        【読書】羊たちの邪悪

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        • 主婦と労働と政治と
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        • 誇り高く生きるには
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        記事

          迷惑と面倒

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          昼寝のすすめ~スキルアップの限界

          10年以上も前のことですが、ブラック気味な会社でパートしてたとき、「週2日勤務を3日に増やしたい」※と言ってみたんです。そしたら驚愕の答えが返ってきた! 「Access使えるとか、プログラミングできるとかなら、考えてもいいかな」 あのー、もしかして時給1000円ちょっとで、その仕事やらせようとしてます? 思わず目が点になっちゃいましたよ。 パソコン登場以降の事務職って、求められることが恐ろしく高度化してますよね。パートとか派遣であってもExcelやWord、パワポは使え

          昼寝のすすめ~スキルアップの限界

          「働かないの?」という問いへの答え

          以前、近隣のおうちの草むしりをしたんですよ。そのおうちの人は手が回らないので、私が代わりに引き受けたんです。といっても、近所が草ぼーぼーだと私も困るので、何より自分のためにやったんですけどね。 草むしりを終えて、その人とちょっとお話ししたんですが、私がうちにいて外に働きに出ていないことを知るや、 「働かないの?」「仕事しないの?」 が始まったんですね。あぁいつものやつだ、と思って聞き流してたけど、「あなたには言われたくないなあ」って正直思いましたね。 だって、私が外で

          「働かないの?」という問いへの答え

          当事性を奪う者たち~ひきこもり界隈の動き

          ※あとがき以外は無料で読めます。 話のネタに、吉祥寺くんだりまで「ひきこもり」関係のトークセッションを聞きに行きました。私もたいがい物好きだな……。 名古屋で支援活動にたずさわる山田孝介さんと、都内で当事者活動をしているぼそっと池井田氏とのトークセッションでした。 山田さんのおかげで、東海と関東では活動のあり方がどうちがうのか、知ることができました。2000年代から今に至るまでの、ひきこもりをめぐる活動の経緯と傾向についてもお話しくださり、たいへん勉強になりましたよ。

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          当事性を奪う者たち~ひきこもり界隈の動き

          誰のための支援か?~「ひきこもり基本法」を考える

          KHJ全国ひきこもり家族会連合会という団体が、ひきこもり基本法(案)への意見を募集してたので、書き送りました。本人や家族だけでなく、「関心のある一般の方」でもOKとのことなので。そんな奇特な人どこにいるの?って話ですけど、ご興味がある方はぜひ。1月20日までです。 この団体はずいぶん熱心に法制化に取り組んでて、“あの“ 下村博文氏など有力な政治家にも働きかけてるみたいですね。 以下に私が書いた意見をのせておきます。 「ひきこもり」の定義があいまいで議論が紛糾している段階

          誰のための支援か?~「ひきこもり基本法」を考える

          個人ではなく社会の責任を問うために

          前回の続きです。 「ひきこもり」とか「不登校」とか言う名詞を無批判に使うから、レッテル貼りになるのよね。 問題と人が一体化し、その結果、自己責任論の侵入を許してしまうのです。 だから、社会的孤立、社会不適応、学校不適応と呼ぶべき。そうすれば、主体と環境と目的が分離される。「誰が」という主体が立ち上がり、「何に」適応できないのか、という方向性が生まれる。適応できないのはなぜか?と社会を問う契機も得られます。 このような問題を論じる際に、かつては「社会的」という枕詞が必ず

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          いまこそ立ち上がれ140万人の「ひきこもり」たちよ(と煽ってみる)

          私はかつて足掛け20年近く孤立と停滞の状態にありました。私はこの状態を社会的孤立と呼んでいますが、昨今では「ひきこもり」といわれることが多いようです。ちなみにそこからは数年前に脱したので、今は当事者じゃありません。あしからず。 昨年4月のNHKの番組出演をきっかけに、ひきこもり界隈の闇を垣間見てしまいました。※以下のマガジンに関連記事あります。 この界隈がはらむ矛盾をテーマに発信してる人は、私の他にいないわけじゃない。だけど、その人たちは当事者または少なくとも当事者を自任

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          親切と矜持

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          家出と就活

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          買い物の作法

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          専業主婦を考える

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          「やりたいこと」はありますか?

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