見出し画像

ビートルート(ビーツ、レッドビート)を食べよう!

ビートルートは豊富で栄養価の高い供給源として、非常に多くの健康増進特性をもっています。次のような効果が知られています[文献1]。

・抗酸化および抗炎症効果
・発癌リスクを抑える効果
・インスリン活性を高め糖尿病を予防する効果
・肝臓を保護する効果
・血圧を下げる効果
・傷の治りを早くする効果
・運動における心肺持久力、パフォーマンス向上させる効果
・認知機能を改善する効果
・腎臓を保護する効果

主に次の成分による効果です[文献5]。

1)ベタレイン
2)無機硝酸塩

1)ベタレイン

ビートルート特有の濃い赤色の元となるポリフェノール成分で、
「抗酸化および抗炎症」「抗発癌」「抗糖尿病活性」「肝臓保護」効果は主にこの成分によるものです。

2)無機硝酸塩

血管拡張機能をもたらす成分で、「降圧」「運動機能改善」「傷の治りを早くする」「認知機能改善」「腎臓保護」効果は主に本成分によるものです。
ビートルートは特に無機硝酸塩を多く含む野菜です(野菜の中でNo.1といって差し支えないです)。
凄くざっくり言うと、豊富に含むこの硝酸のお陰で、血管が広がり→血行がよくなり→体の隅々まで血が行き渡り、上記の様な効果が生まれます。

以上、上記2成分が冒頭で述べた様々な健康増進効果に寄与しています。

ビートルートの研究はかなり進んでおり、エビデンスも豊富に揃っています[文献1]。健康を増進したければ、積極的に摂るべき野菜と言えるでしょう。

一つ、欠点として、日本ではまだ馴染みが浅く、ビートルートを置いていないスーパーが多いことです。(最近は昔よりよく見かるようになりましたが・・・)

もしスーパーで見かけたら、迷わず買うことをオススメします。

皮をむいて、カブや大根と同じような食べ方すれば大丈夫です!
(若干、カブや大根よりソラマメのような蒸れた臭いがありますが、慣れれば気にならなくなります。もし慣れなくとも、健康のためと割り切って食べるのも選択肢です)

個人的には、スープの具材とするか、茹でてそのまま食べるのがオススメです。

近くのスーパーで売ってなくても、ネットで、ビートルートパウダーや水煮パックとして買うことができます。パウダーや水煮だと調理が特に要らないので、むしろスーパーで買って調理するより楽かもしれません。

まとめ

・ビートルートは、豊富に含まれる「ベタレイン」「無機硝酸塩」の2成分により、「抗酸化・抗炎症」「抗発癌」「抗糖尿病」「肝臓・腎臓保護」「降圧」「創傷治癒促進」「運動機能改善」「認知機能改善」と多岐にわたる健康増進効果が確認されている。

・最近では、スーパーで見かけることもあるので、見つけたら積極的に買うのをオススメします。

・ネットでは、パウダー水煮パックが買えます。

当記事は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?