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防災・応急処置

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津波の30cmとは

津波の30cmとは

日本は島国である以上、ある程度津波とは切り離せない。
だが1m以上を観測した地震はともかく、先日の沖縄県の30cmの津波。
この30cmの威力がどのくらいか分かるだろうか?

おそらく知識がある人でないと即答は難しいと思う。

そこで調べてみたところ、分かりやすい動画のある記事があった。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/shutobo/20220316a.html

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防災食にも使えるあのお菓子

防災食にも使えるあのお菓子

タイトルの画像に使われているお菓子。このお菓子は実は、防災食にも使えるお菓子だ。

分かる人には分かると思うが、「じゃがりこ」だ。

これに、お湯を注いで三分ほど待ち、よくかき混ぜ、粒を潰していくとポテサラ風になる。賞味期限も約四カ月とやや長いので、ちょっとした備蓄ならいいだろう。

そして、ふと気になったのは、水でも同じ状態になるのか、ということ。先日の祝日に試してみた。きっと災害時は火が使えな

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支援物資・救援物資について考える

支援物資・救援物資について考える

令和6年能登半島地震のニュースを見て、被災地に物資を送ろうと考えた人もいるのではないでしょうか?被災地への取材では「〇〇が足りない」「××に困っている」等と生の声が聞かれます。力になってあげたいと思うのは人間にとって当然の感情です。

しかし、いきなり送るのはストップ!

過去に自然災害に襲われた時、物資の寄付はありがたかったけど、同じものが沢山届いてしまったというケースもあり、処分に結局20万円

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避難するとき気を付けたいこと

避難するとき気を付けたいこと

一般的にちょっと余裕がある時のことを書きます。今回の令和4年能登半島地震はすぐに津波が来ていたため、そこまで考えられなかったと思うので…

・外に出る前に
ブレーカーを落とし、ガスの元栓・水道の元栓を閉めましょう。火事の原因になったり、断水時に汚い水が逆流する原因になります。
・なるべく歩きで
救急車両や配給のための車両を停めるスペースを確保しましょう。障がい者や妊婦さん小さな子どもがいる人優先、

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窒息・誤嚥の応急処置

窒息・誤嚥の応急処置

先日痛ましい事故が起きた。給食のうずらの卵が児童ののどにつまり、応急処置をしたものの死亡してしまったという事故だ。

可能性として高いのは高齢者や子どもだが、誰にでも起こりうる窒息・誤嚥。応急処置を復習しておきたい。

手順としては5・6回ずつこの二種類を繰り返す。同時に救急車を呼ぶことだ。複数人がその場にいれば、まず誰かに救急車を呼んでもらい、自分は応急処置をする。

だが、家庭や学校などではと

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被災してからじゃ間に合わないから

被災してからじゃ間に合わないから

#もしもの備え

私は令和六年能登半島地震で、祖母と叔母家族が被災し、眠れない日を過ごした。幸いにも震源地から離れていたため、大した被害は無かった。しかし、物事はやはり、突然訪れるものなのだと実感させられた。

そこで色々と調べてる内に辿り着いたのが、アートの売り上げで募金をするという動きと、フェーズフリーという考え方だった。

フェーズフリーとは簡単にまとめると、日常と非常(災害時)、二つのフェ

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防災食は積極的に食べるべし

防災食は積極的に食べるべし

防災備蓄として使える食料はいくつかあるが、その中でも乾パン、アルファ化米は中々食べる機会は少ないと思う。

だが、いざ被災した後、初めて食べるとなると抵抗がある人もいるかもしれない。

なので、賞味期限が近付いた備蓄は思い切って食べてしまったほうがいい。一回手を加えれば味が気にならないものもある。例えば乾パンはコーヒーでふやかして、チーズを加えればティラミス風味。一回溶かしたチョコで固めればクラン

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