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やさしさの調べ(詩)

誰にも言い訳しなくていい。

誰の期待にも応えなくていい。

自分を否定しないで、自分だけは自分の理解者でいてあげて。


あの日親が言ったこと

「おまえは馬鹿だね」とか

「あんたって我儘な子ね」とか

優しくないとか、容量が悪いとか、グズだとか・・・

・・・・・・

・・・―――――――


あなたはそれを受け入れて

その通り生きようとしてしまったかもしれない


あなたは優しいから

とっても親を想っているから


理解されない孤独と反発心を抱えながらも

期待される道を歩むしかなかった


でも

もうやめてもいいんだよ。



わからないと思う

今更

どう生きるのが「本当の自分」なのかすらも


子どもの頃

胸の内で上げ続けてきた小さな叫びは

声は

誰にも聞かれることなく消えていった


それは

いま聴かれる刻を迎えている

他でもない あなたによって


あなたが耳を澄ませて

心を汲み取ってあげて

見つけてあげるんだよ


耳の中で

どんな罵声がこだましようとも

だいじょうぶ

だいじょうぶ


あなたが見つめた分だけ

世界は優しさに満ちてゆく


あなたが耳を傾けた分だけ

世界は理解に拡がっていく


あなたが自分を抱きしめた分だけ

世界は愛に満たされてゆく


世界が愛に目覚めてゆくから


今日一日だけでもいい


自分の為に流す涙を

惜しまないで

自分の中にくつろぐ時間を

惜しまないで


* * * * * *

お写真は白子ちゃん日記さんからお借りしました。
透明感があって心が洗われるような素敵な一枚に感謝です。

雨上がりは大気中の埃も洗い流されてクリアな空気が清々しいです。
家の中もざばーっと丸洗いできればなんて横着を思いついたりします。

そして人間の思い込みや疑念や恐れなんかも・・・

ですが、家の中が屋根や外壁で守られているように、人間もそうやって自分を「守っているつもり」なのですよね。
どうかみなさんの内側に流れる雨・・・涙が流し去った後に気づきのスペースが生まれますように。


ありがとうございます╰(*´︶`*)╯♡ お預かりしたエネルギーが人と地球のために廻っていくよう活動します!