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照美(てるみん)と日々

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暮らしの中で思うこと 娘のおかあさん でも まずわたし。
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おばさんだからと言ったかしら?

おばさんだからと言ったかしら?

娘の春休み。
私の帰宅が娘の下校より遅くなる日も、短い時間なら留守番ができるようになり、学童保育の利用をやめることにして初めての長期休み。

娘の成長と共に、暮らしは少しづつ変化している。
お姉さんになってきて、返ってくる言葉にたじろぐこともある。
ムッとして、いけないと思いつつやりこめてしまうこともある。

朝から晩までほぼ一緒にいる春休み。
ずーっと仲良しでいられるものでもない。

「どこかに

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かえるのコッペパンを焼いたり 焼き芋焼いたり

かえるのコッペパンを焼いたり 焼き芋焼いたり

 ゴホゴホ咳き込んで起きたものの、「ままー 今日は久しぶりに寝れたー」と6時半に起きてきた娘。
夜中に一度も起きなかった。
高めの平熱(微熱マイナス1分)で、咳と鼻水がまだ残っているけど、相談した。

どうしようか。
「行きたいけれど 行ったら楽しいんだけど 帰ってきたらまた熱が出そうな気がする」
確かに・・・。
食欲が落ちたのと、咳することにエネルギーを吸い取られて、疲れがすぐに出てしまう。

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熱と輸氣(愉気)と絵本と

熱と輸氣(愉気)と絵本と

 昨夕には、娘の熱も37度台前半まで下がったので、今日になれば幾分スッキリしているのではないかという期待も虚しく、朝、熱はあがっていた。

 熱が下がっていたら今日は、DVDを2つ借りて見放題にしようと昨晩約束した。
さらにレンタルショップにある、ガムのターゲットマシンボルケーノ(ハンドルを前後・上下に操作してボールをゴールまでたどり着かせる事ができたらガムがもう一個出てくる)を2回やっていいこと

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「子ども 風邪 何日くらい 治る」

「子ども 風邪 何日くらい 治る」

朝起きて「まま 目玉焼き食べたい」と言うので作った。
発熱して5日目の朝。 低めの微熱。
高めの平熱と言えなくもない。まぁまぁの咳と鼻水。
昨夜は、ほとんど夜中に起きることなく眠れた。

外せない用事があったら、学校行かせちゃおうかなと迷う体調。
勤めていたら、迷わず学校に行かせる体調。

5日目になっちゃった。
私 間違ってるのかな。
不安になって、検索しちゃう。
「子ども 風邪 何日くらい 治

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おいらを甘く見たらいけないよ〜

おいらを甘く見たらいけないよ〜

 高熱の範囲で上がり下がりを続けた昨日。おさまっていた鼻水と咳も復活して、「おいらを甘くみたらいけないよ〜」と風邪に言われているようだった。

夜中。
覚悟して隣の布団に入った。

2時間半おきくらいに娘の咳で起きて(私が)背中を触りながら、なんだか懐かしいなと思った。
10年前の今頃、娘に授乳している夜ととてもよく似ていた。
おっぱいあげるのも飲むのもまだ新米同士だった私たち。

うたた寝しなが

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おかーさんの1年目の命日

おかーさんの1年目の命日

 今朝、隣の布団から手を伸ばして娘の体を触ってみるとだいぶ体の感じが元気になっていて、ひょっとして計画通り横浜へ出発できるのではないかと思った。
けれど、電気をつけて顔を見たら、そんなお気軽なことじゃないと分かって、娘に今回は家で二人で過ごそうと伝えた。
「行きたかったー」と顔をくちゃくちゃにして泣いてる娘を見て一緒にちょっと泣いた。
計画していたことを諦めなくちゃいけないということに、素直になれ

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出発前夜

出発前夜

先々週から先週にかけて、娘の学級は学級閉鎖になった。
母子共に初体験。
私自身、学級閉鎖を経験せず大人になり、娘もうまくすり抜けて4年生になった。
予告なく(当たり前だけど)学級閉鎖になって、1週間自宅学習になった。
今、家にいられてよかった。お勤めに出ていなくてよかった。。。と思った。

学級閉鎖の1週間の間に、私は保育のボランティアに行く日があった。
事情を話していかれなくなったことを伝えた時

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今年の書き初め

今年の書き初め

初売りに行ってみようと娘と明石駅に歩いて行った。
ずっと欲しいと言っていた少し踵のある靴を買ってあげたら、うれしくて我慢できず履き替えて帰った。

私はコーデュロイのズボンが欲しいなと思っていた。
半額の値札になっていたコーデュロイの桃色のズボンと、赤のチェックのワンピースを持って、娘と試着室に入った。
「わーい こういうの大好き。狭いところでママと二人になれると安心する。落ち着く〜」
ズボンは残

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百人一首に魅せられた日

百人一首に魅せられた日

冬休みに友人夫婦が遊びにきてくれた時、普段私と二人ではできないこと(二人より大勢の方が楽しいこと)をして遊ぼうと、娘はいろいろ用意していた。
カルタもその中にあったけれど。
保育園の頃から遊んでいる小さい子むけのを用意していた。

でも。
もう4年生になったし、いい機会だから他の大人も一緒にいる時に百人一首させてみたいなぁと思って(私が)、提案してみた。
娘の返事は
「え〜〜〜〜。 わかんないもん

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色とりどりの世界の色がひとつの「わ」になるように

色とりどりの世界の色がひとつの「わ」になるように

今年こそカウントダウンをすると張り切る娘と2024年1月1日を迎えました。
暖かないいお天気の朝で、ストーブのいらないお正月です。

繁華街へ出かけようかと話していたけど、毎年恒例の天文科学館へ
プラネタリウムを見に出かけました。

家族でお宮参りへ行く人にたくさん出会いました。
穏やかで静かな1月1日。

バスに乗る前に、「お茶しようか〜」と、今年初の親子女子会。
少しのんびりしてからお店を出る

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大晦日 木と海にありがとう言いに行きながら

大晦日 木と海にありがとう言いに行きながら

2023年 いろいろなことがありました。
母が肉体を離れたこと。
CD「てるみん劇場」を作ったこと。
「うたさんしんくらぶ」を神戸で始めたこと。
8年ぶりに「みちくさ通信」を娘と一緒に作ったこと。
親子で歌の旅を続けることができたこと。
ソロでも 
ユニットでも(「照照」「ポーポー」)いろいろな方に歌を届けることができたこと。

泣いたこと。笑ったこと。哀しかったこと。大喜びしたこと。
ぷんぷんっ

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ママは たんぽぽに似てる

ママは たんぽぽに似てる

ママは たんぽぽに似てるから この金平糖買ってあげたい」

えっ なんで?

「たんぽぽは お父さんお母さんから離れて一人で力強く生きるんだよ。どんなところでも生きるの。ほら。似てるでしょ。」

そう言って はるちゃん買い物かごに金平糖を入れた。
買ってあげた。
わたしに。

9才の娘にそんなふうに言われて 
嬉しいような恥ずかしいような、参りましたと思うような。
多分、たんぽぽはこんな花だよって

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朝顔やおしろい花は

朝顔やおしろい花は

このこが今年最後のお花かな。
10月の半ば頃からいつもそんなふうに思いながらベランダで咲いてくれている朝顔を見て思っている。
11月になってもうひとつ咲いた。
お花の色は薄ぴんくで、花びらが透き通るよう。薄絹みたい。
同じ根から夏に咲いたお花は薄ピンクだったけれど、花びらは厚みがしっかりとしていた。

季節に合わせて自分で衣替え。
自分の姿の変えられる部分を緩やかに変えて美しくいる。すごいなぁ。

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美味しくなる時はやってくるんだなぁ

美味しくなる時はやってくるんだなぁ

隠れ家のような友人の家に楽器とお弁当を持って行った。
庭が見える縁側でぽかぽか暖まりながら、お弁当食べながら、おしゃべりしながら。
全部。
ながらの時間。

今まで生きてきた道をちょんちょんと切り取って取り皿に乗せるみたいにして。
おしゃべり。
話題はペアを探すように、数珠がつながるように出ていく。
ババ抜きみたい。
お喋りが続く。
あぁそういうことねー私もあるよー
私はねーというように。

今、

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