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ことばにできないことを書こう〜「オトナのための文章教室」in 三鷹

三鷹でのオトナのための文章教室、11月は今日開催だったが、この夏に再開した以降では最大の6人参加(うち1人は急用につき原稿のみ参加)で、さまざまな「風景」を読んだり話したり、2時間半なんてあっという間だ。

「風景を書く」なんて言うと、面白そう! だけど、難しそう… というのが正直なところかもしれないなぁ。

でも楽なことばかりしていても力はつかない。なんて先生みたいなことを思ったり、ちょっと言ってみたりもして。

しかし面白いのは、これまでバリバリ書いていた人が「風景を書こう」となった途端に苦戦しはじめたり、これまでサッパリ書けなかった人が「風景を書こう」となったら急に書き出したりする。

わからないもんだなぁ、と思う。

とはいえ、「書けない」という気持ちを、ぼくは大切にしたい。すらすら書けることも、まぁ、その時は気持ちいいかもしれないが…(そういう時もないとやってられないという思いもないわけではないが)、ぼくは簡単にことばにできないようなことにすごく興味がある。

そもそも「風景」はことばじゃないから、簡単に言えるはずがないのだ。

それから、ぼくは今月、横浜と三鷹の、2回の「文章教室」を通して、ちょっとつかんだことがあった。

今日はそれを探り、探りの話になった。

その話は今日参加していた全員の書くものに通じる問題提起となっていた、と思う。いや、ものを書く人、全員に通じることなのかもしれない。もちろんぼくにとっては、自分の書くものに対する問題提起にもなるわけで、つまり──自分の持てる力を、じゅうぶんに発揮しているか? と問うているのだ。

詳しい話は、また。「文章教室」の次回、開催についても、また。

(つづく)

日常を旅する雑誌『アフリカ』最新号(2019年7月号)、相変わらず発売中。在庫が少なくなってきたので、お早めに。

「道草の家・ことのは山房」のトップ・ページに置いてある"日めくりカレンダー"は、1日めくって、11月23日。今日は、「初期設定の大切さ」について、他。

※"日めくりカレンダー"は、毎日だいたい朝(日本時間の)に更新しています。

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