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図書館司書になってしまった②

こんにちは、ハシモト トショカンです。
本日も数ある記事の中からこの記事を閲覧していただき、ありがとうございます!

早いもので、noteで記事を書き始めてから、今回が10回目の投稿になりました!いつも見てくださっている方も、今回が初めましての方も、本当にありがとうございます。

さて、記念すべき10回目の記事ですが、今回は以前書いた「図書館司書になってしまった(https://note.com/hashitosho/n/n7d0e681733d8)」の続きを書いてみようかなと思います。

前回は、

「司書資格もなく『どうしても図書館で働きたい!』という強い意欲もないまま、繋ぎのアルバイトとして大学図書館で働くことになりました」

という、改めて書くのもためらわれる、本当に救いようのない浅はかさで図書館業界に飛び込んでしまった所までを書かせていただいたのですが、そうして迎えた出勤初日。

まずはその大学図書館のトップの方にご挨拶をするということで、

「うひゃ~、いきなり館長さんに会うのか~、緊張するな~」

なんて思いながら、会社の人間に連れられて"館長"にご挨拶をすると、

「どうも、部長の〇〇です」

…部長??

館長じゃないの??


この時は知らなかったのですが、大学図書館では、基本的には教授が館長を務められるようで、そうなると、当然、日がな一日図書館にいらっしゃるのも難しいわけで、実務的なことを行う実質的なトップは、各大学で名称は違うものの、「部長」とか「〇〇長」って呼ばれる、その大学の職員さんになるんですよね。

…それを知らなかった私は、「じゃあ、また改めて館長さんにもご挨拶するのかなぁ」とかのん気に考えていたら、その"部長"さんから、思いがけない言葉をかけられました。

「ハシモトさんね、話は聞いてるよ。

ところで、うちで働いてもらう前に、一つだけ聞いてもいいかな?

司書の資格、持ってないんだよね?

なんで?」


…終わった。。。_| ̄|○


えっ?

「なんで?」って、

ここに来てそれを聞かれるかぁ!?

「はい、特に図書館で働こうという気もなかったので」

言えるかぁ!!!


「え、あ、そうですね、えー、学生の頃から図書館は好きで、よく利用しておりまして、それで、えーと、あのー……」

その後の記憶が無いので、どのように答えたのかは忘れてしまいましたが、最終的には

「資格がなくても、ちゃんと仕事を覚えてくれたら大丈夫だから、頑張ってね!」

という優しいお言葉をかけていただいたことは、よく覚えています。

こうして私の図書館人生のキャリアがスタートしたのでした。

続く(?)

本日も長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!

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