バンクシーの作品とその話題をネットやメディアで目にする。不謹慎にも、悪意を感じる数々の表現から不思議と胸のすく様な思いもする。不道徳な友人といた時の気楽さ。あるいは故 立川談志の「落語は業の肯定」という発言。誰もが高尚にはなれない。高尚さに溺れて、人を見下す人への違和感が浮かぶ。
いつからかあたしたちはどこまでお高く止まれるかに命をかけて生きてきた、お高いっていうのはあたしたちの文脈では臭みがないということ、臭みとは、ありとあらゆるあまねき神田川、ノスタルジーの薫香、だからといって真白い部屋に住んではいけません、それはまた、別の臭みの極だから