アンチかファンしかないんですか。 しかも、 どちらも複数形ですね。
安吾は心から信頼している作家のひとりであり、私が愛してやまないひとりの人間でもあります。弱さに醜さ、滑稽さを曝け出すことも恥じぬ、まさに赤裸々。それでいて優しく、繊細でありながら、骨太。焼け野原にただふたり立ち尽くしたとしても、この人となら生きてゆけるのではないかという、安心感。
『三島由紀夫vs東大全共闘』三島氏と芥正彦氏の知と知のぶつかり合いは圧巻!東出昌大に最初は何故と思っていたが、彼の声は右も左も感じず中立的で、政治や思想を勉強し過ぎていないノンポリの話し方で正解だったんだと後半納得。途中、赤ちゃんの受動喫煙と火の粉が心配でした。これも時代ですね。